2018.11.23【写真山行NO.3】報告 岩間英之
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平成30年11月23日(祝) レベル:ウオーキング① 天気:晴
担当リーダー:岩間英之(投稿者)
協力リーダー:有里公雄
協力者:五木田悦子
参加リーダー:渡邉幸一
参加者:34名(男性7名 女性27名)
歩程:2時間
コース:JR京浜東北線 上中里駅10:00集合 歩行開始10:15→旧古河庭園10:25→六義園11:15→神明公園(昼食12:00~12:40)→吉祥寺12:50→南北線本駒込駅13:00=南北線後楽園駅13:15→善光寺13:40→伝通院13:50→小石川後楽園14:20→(小石川後楽園で解散)15:00
京浜東北線 上中里駅前で挨拶
10:25 旧古河庭園到着
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石造りの洋館(英国貴族の邸宅にならった古典様式で、天然スレートぶきレンガ造り。外壁は真鶴産の赤味をおびた新小松石で仕上げられており、雨にぬれると落ち着いた色調をかもしだします。)
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テラス式の庭園に植えられたバラ
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11:15 六義園に到着
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六義園は造園当時から小石川後楽園とともに江戸の二大庭園に数えられておりました。元禄8年(1695年)、五代将軍・徳川綱吉より下屋敷として与えられた駒込の地に、柳澤吉保自ら設計、指揮し、平坦な武蔵野の一隅に池を掘り、山を築き、7年の歳月をかけて「回遊式築山泉水庭園」を造り上げました。
六義園は吉保の文学的造詣の深さを反映した繊細で温和な日本庭園です。
庭園の名称は、中国の古い漢詩集である「毛詩」の「詩の六義」、すなわち風・賦・比・興・雅・頌という分類法を、紀貫之が転用した和歌の「六体」に由来します。庭園は中の島を有する大泉水を樹林が取り囲み、紀州(現在の和歌山県)和歌の浦の景勝や和歌に詠まれた名勝の景観が八十八境として映し出されています。
明治時代に入り、岩崎弥太郎氏(三菱創設者)の所有となった当園は、昭和13年に東京市に寄付されて一般公開されることになりました。昭和28年3月31日に国の特別名勝に指定されました。
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藤代峠
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渡月橋
内庭大門のシダレザクラの大木
神明公園で昼食(12:00~12:40)
12:50 吉祥寺に到着
曹洞宗寺院の吉祥寺は、諏訪山と号します。吉祥寺は、長禄2年(1458)太田道灌が江戸城築城の際、井戸の中から「吉祥増上」の金印が発見されたことから、周陽を開山として千代田区和田倉門に創建したといいます。徳川家康の入府に伴い、用山玄照の代、天正19年(1591)には寺領50石の御朱印状を拝領し神田台地へ移転、明暦の大火(1657)後、当地へ移転したといいます。江戸時代には曹洞宗の栴檀林として数多くの末寺を擁していました。
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13:50 伝通院に到着
浄土宗 無量山 寿経寺 傳通院
慶長8年(1603)徳川家康が生母お大をこの地に葬った。
後に堂宇を建立し伝通院となった。
伝通院はお大の法名にちなむ。将軍家の帰依も厚かった。
浄土宗の関東18檀林の一つで、常時1000人の学僧が修行していた。
境内には、お大の方、千姫(豊臣秀頼妻・2代徳川秀忠の長女)をはじめとして徳川家ゆかりの女性の墓が数多くある。
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14:25 小石川後楽園に到着
江戸時代初期、寛永6年(1629年)に水戸徳川家の祖である頼房が、江戸の中屋敷(後に上屋敷となる。)の庭として造ったもので、二代藩主の光圀の代に 完成した庭園です。光圀は作庭に際し、明の儒学者である朱舜水の意見をとり入れ、中国の教え「(士はまさに)天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみに後 れて楽しむ」から「後楽園」と名づけられました。
庭園は池を中心にした「回遊式築山泉水庭園」になっており、随所に中国の名所の名前をつけた景観を配し、中国趣味豊かなものになっています。また、当園の特徴として各地の景勝を模した湖・山・川・田園などの景観が巧みに表現されています。この地は小石川台地の先端にあり、神田上水を引入れ築庭されました。また光圀の儒学思想の影響の下に築園されており、明るく開放的な六義園と好対照をなしています。
なお、当園は昭和27年3月、文化財保護法によって特別史跡及び特別名勝に指定されています。特別史跡と特別名勝の重複指定を受けているのは、都立庭園では浜離宮恩賜庭園と当園の二つだけです。全国でも京都市の鹿苑寺(金閣寺)、慈照寺(銀閣寺)、醍醐寺三宝院、奈良県の平城京左京三条ニ坊宮跡、広島県の厳島、岩手県の毛越寺庭園、福井県の一乗谷朝倉氏庭園を合わせ9ヶ所だけです。
円月橋 大泉水
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屋根の形が面白い丸屋
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下見に行った時に曲芸をやっていました。
3庭園の紅葉を期待して計画したのですが、今年の紅葉はイマイチでした。それでも庭園美を堪能出来ました。交通量の激しいところの歩行でしたが、安全に終了出来ました。参加者の皆さん有難う御座いました。 岩間英之