2010.11.23 【関東ふれあいの道(神奈川県)⑬山里から津久井湖へのみち】報告
実施日:平成22年11月23日(祝) 天候 曇り (明け方まで強い雨)
報告者:大木 建次
参加者:5名 (男4名 女1名)
コース時間
橋本駅北口①900三ヶ木行=城山高校前バス停下車920→水の苑地→城山ダム→津久井湖観光センター1000→登山口→飯縄神社(飯縄曲輪)→城山山頂(本城曲輪)→根本口→1130パークセンター(昼食)1215→平井橋・久保田酒造1300→明日原→雨乞山1405→農場→韮尾根→ 1500半原バス停1520=本厚木駅
概況
出発起点への交通アクセスの関係で、標題と逆の津久井湖が起点。城山高校バス停からは、案内板(写真参照)に沿って水の苑地やダムの放流(写真)を見た後、城山ダムを渡り津久井湖観光センター・花の苑地に。その前の信号を渡り、階段を登ると登山口である。
関東ふれあいの道の案内板(写真)がある。ヒノキ林と落ち葉の中を登っていくと、林間越しに津久井湖が見える。途中鎖場もあるが、35分強で飯縄神社(飯縄曲輪)に着く。そこから、本城曲輪跡の城山山頂(375m=撮影指定ポイント)に向かう(写真)。城山は’津久井城(築井城)の城址で、山頂部を飯縄曲輪と本城曲輪で形成し、関東を代表する山城として知られています。頂上から1段下がった所には、明日原、丹沢方面が見える展望地と津久井湖、峰の薬師方面が見える展望地がある。
山頂から降りる途中の道標は少ない。根本口まで降り左折し、県道の左側の歩道を下っていくと、城山公園(パークセンター)の案内(写真)がある。城山公園は取り付け道路の入り口近くから花(写真)も植えてあり、休憩地として格好の場所である。ここから生活道路を下っていくと無料庵のバス停に着く。そこを右折し平井橋に向うと久保田酒造がある。
久保田酒造店の脇の山道を登ると台地である明日原の耕作地に出る。しばらく台地の端を歩き、緩やかな下り坂になり、行き止まり箇所に雨乞山への道標がある。暫く樹林帯を緩やかに登ると尾根道に出る。その後はアップ・ダウンを繰り返し、急登が終わると雨乞山(写真429m)の頂上に。頂上は周囲に樹木が多く、展望がきかない。
山頂からの下りは緩やかである。20分ほど降りていくと東京農工大の農場脇に着く。そこからはワイドな山里の風景が広がっている。道標(写真)の近くには石仏、桑や柿の木越え(写真)に今日歩いてきた城山、雨乞山が見える。韮尾根のバス停は近いが、適当なバスが無いので半原バス停まで歩く。
リーダーコメント
今回は、天気予報が朝まで雨が残り昼頃から曇りでした。実際、明け方まで強い雨が降っていましたので、中止とご判断された方が多いのではないでしょうか?お察しいたします。
コースは、紅葉が真っ盛りの津久井湖の周辺、城山や雨乞山に登り、山里と紅葉を始め、城の歴史とワイドな風景を楽しめました。小人数の参加でしたので、時間を気にしないでゆっくりと歩き、秋を満喫しました。ありがとうございました。
関東ふれあいの道(神奈川県コース)は1月の三浦・岩礁のみちから始まり、湘南海岸を通り、大磯から北上し丹沢山麓と湖を経て、次回(17回目)、12月4日(土)の峰の薬師へのみちで終わります。ご参加ください。