2010.11.21【景信山】報告
景信山
景信山は、陣馬山と高尾山のほぼ中間に位置し、縦走路としても人気が高く、標高727.1mの山で、東京都立高尾陣馬自然公園及び神奈川県立陣馬相模湖自然公園に指定されている。
名前の由来は、小田原に本拠を置いていた3代目北条氏康の次男氏照が滝山城主であった大石定久の養子となり成人して大石源三氏照と名乗った。
大石氏は滝山城を本拠として現在の埼玉県や多摩地方に力を持っていたが、豊臣勢を意識して八王子城を築城し八王子城に移った。
この北条氏照が滝山城に入る際に側近として小田原から遣わされた北条氏照の一番の重臣が横地将監景信で、この横地は相模小仏付近を警備する責任者とする説がある。
戦国時代敵の来襲を急ぎ知らせる通信手段として烽火台があり、景信山も当時の烽火台の一つと考えられ、豊臣勢が小田原攻めの際に八王子城代だった横地将監景信が八王子城から檜原城に落ちる際にこの景信山に登って尾根伝いに逃げたとの説があり、諸説の中でこの説が景信山の名前の由来の一つである。
実施日:平成22年11月21日(日) 天候 快晴 一般向コース
リーダー:鳥居節男
協力者:(L)鮫嶋妙子 田渕祥子
参加者:18名(男性3名 女性15名)
コース
JR高尾駅8:14下車 バス「小仏」行8:32乗車=終点8:56下車 出発9:05→登山道入口9:24→分岐標識10:04→景信山山頂(標高727.1m)10:20 休憩 出発10:40→堂所山山頂(標高733m)11:30 昼食・休憩 出発12:10→明王峠12:35→分岐標識13:00→大平小屋13:30→与瀬神社下14:05→JR相模湖駅14:15着(解散)
歩程:4時間10分