2010.12.04 【関東ふれあいの道(神奈川県)⑭峰の薬師へのみち】報告
実施日:平成22年12月4日(土) 天候
報告者:大木 建次 協力者 萩原勝哉
参加者:19名 (男5名 女14名)
コース時間
JR横浜線橋本駅北口①9:00三ヶ木行=城山高校前バス停下車9:25→水の苑池9:45→峰の薬師10:45→奥の院→→11:20三沢峠(昼食)11:45→草戸山12:15→草戸峠12:30→東高尾山稜→13:40四辻→(高尾山口駅)→14:30高尾駅
概況
起点である城山高校バス停からは、国道を渡り右折すると、津久井城山公園の「水の苑地=写真」である。ここは湖面と城山が見え、花と植生された樹木が整備された県立公園である。公園を出て県道沿いの歩道を約15分歩いていくと、右側に峰の薬師への案内(東参道口=写真)と関東ふれあいの道の案内板(写真)が見える。ここをしばらく登り、林間越しに津久井湖(写真)が見えてくると、峰の薬師は近い。
峰の薬師は、相模と武蔵の国における新井薬師、高尾山の薬王院、伊勢原の日向薬師と4大薬師の1つである。峰の薬師では、津久井湖の眺望、鐘楼から薬師堂への佇まい(写真)、薬師堂(指定撮影ポイントでの集合写真)、見晴らし台(写真)と楽しめる。右脇の祈願坂を登ると奥の院である。ここを出ると尾根道で、電波塔を越えると東京都と神奈川県の境である三沢峠に着く。
コース設定は三沢峠からは梅ノ木平に降り、甲州街道に沿って終点の高尾山口駅に行くのが順路である。現在は圏央道のトンネルや八王子南IC関連の工事の関係で工事車両も多く、迂回路もあり避けたほうが無難である。さらに、関東ふれあいの道の東京都エリアの「湖のみち」と一部重複している。そのため、草戸山写真)草戸峠経由で高尾山口・高尾駅に向かう。三沢峠からのこのコース(東高尾山稜)は、高尾山の各コースの混雑に比べ、静かな尾根道歩きが出来る。
リーダーコメント
今回のコースは、津久井湖や丹沢山地の展望を楽しみ、峰の薬師を経て東京都に至る神奈川県の最終コースです。
関東ふれあいの道(神奈川県コース)は1月の三浦・岩礁のみちから始まり、湘南海岸を通り、大磯から北上し丹沢山麓と津久井湖を経て、今回の峰の薬師へのみちで終わりとなりました。実際に歩いた17区間は、距離で150.9kmですが、実際はコースの連絡区間などのほかに、お祭りや見所を追加して歩いていますので、200kmに近いと思います。
コースは神奈川県の、海、川、山、田園、往時をしのばせる道、湖、峠などの自然に加えて、歴史や」文化遺産にふれあう道で、17回も中止がなく実施できました。ありがとうございました。
今回の企画と実施に対し、支えてくれた天気、コース設定と管理の行政、参加の皆様などに重ねて御礼申し上げます。