2022 02 28 (月) 【 鎌倉切通し歩き№1 】報告 大倉昌子
▼22年2月28日(月)
▼天気:晴れ・暖かい1日 ▼レベル3 : 一般向
▼担当 L:大倉昌子
▼協力者:佐野妙子・池田正義
▼参加 L:中嶋要一、松木千恵子、
▼投稿者:名児耶高宏
▼参加者:35名(男9名 女26名)
▼行動時間:4時間40分 (含む・昼食など休憩)
▼歩行距離:9.2Km
JR鎌倉駅=十二祖神社バス停 10:30 → 大刀洗井戸 10:40 → 朝比奈切通し 10:42 → 熊野神社 11:02 → 十二祖果樹園展望台(昼食) 11:50~12:36 → 十二祖神社バス停 → 十二所神社 →明王院 13:27 → 鶴岡八幡宮 14:45 → J R鎌倉駅 15:10
「鎌倉七切通し」シリーズ№1で 今回は朝夷奈切通(あさいなきりどし)を歩きました
鎌倉は三方を山に囲まれ、防御上非常に有利な地形をしていましたが、人や物資の行き来には不便であったため、山の稜線を切り開いて道を作りました。これを切通(きりどおし)と呼びます。
切通は鎌倉への出入り口として交通上だけでなく戦略上重要な意味があった
鎌倉七切通(かまくらななきりどおし)」が有名だがその他6切通しがあり13切通しとも言われている
岩の合間から水がしみ出す 「太刀洗の水」 源頼朝の家臣・上総介広常に謀反の疑いがあるとして梶原景時が首を切り、その刀を洗った場所とされていることが、その名の由来とされています。
熊野神社 源頼朝が鎌倉の鬼門に当たるこの地に、朝比奈切通しの整備に際して守護神として熊野三社大明神を勧請したといわれています。
梅、栗、ゆずなどが植えられている十二祖果樹園
緑地保存と生物の多様性を確保するため 鎌倉風致保存会が買い取り一般公開されている果樹園
梅は未だ少ししか開花していませんでした。
果樹園内の展望台広場(標高149m)で昼食 日差しが強く暑いくらいでした
十二所神社
源頼朝が、その妻北条政子の安産を願うため御家人を参拝させた八社の一つとして「吾妻鏡」にも登場します。
境内には、弘法大師が焚いた護摩の灰から作ったと伝えられる「帯解(おびとけ)子安地蔵」があります。帯解の名が示す(腹帯が解け子を授かる)通り、こちらも安産祈願に効果があるといわれています
明王院
鎌倉幕府の第4代将軍藤原頼経により将軍の屋敷の鬼門除けとして創建され
明王院五大堂と号します
丁度28日は御本尊 不動明王の御縁日、護摩法要が行われていました
護摩法要とは、本堂内の専用の炉で火を焚き、その炎に供物をささげて、御祈願をする(願い事が叶うように祈る)法要です。
ルート図 朝比奈切通し→熊野神社→十二所果樹園→十二所神社→明王院→
→鎌倉八幡宮 ルート図をクリックして拡大してご覧して見て下さい
リーダーコメント
寒い日が続き、ようやく暖かな日差しの中、風も無く気持ちよく歩けました。
2年前の台風の被害で通行止めの為、歩けなかった朝比奈切通しを最初に歩きました。
一番長く厳しい切通しで敵からの防御の体制も堅牢な処でした、次回は名越切通しを致します。