2022.04.07【鎌倉切通「化粧坂・他」】報告 大倉昌子
日時:2022年4月7日(木) 天気:晴 レベル3⃣:一般向
◇担 当 L :大倉昌子
◇協 力 者 :佐野妙子・池田正義
◇投 稿 者 :鈴木榮男
◇参 加 者 : 32名(女性24名、男性8名)
◇所要時間 :4時間20分(休憩時間等含む)
◇歩行距離 :6.6km
<コース>
北鎌倉駅10:10→浄智寺10:25→葛原岡神社10:50→11:15源氏山公園(昼食)12:00
→岩船地蔵12:15→巨福呂坂隧道12:30→鶴岡八幡宮13:05→祇園山見晴台14:05→
八雲神社14:15→鎌倉駅14:30
<コース軌跡>
円覚寺総門前、JR横須賀線を挟んだ反対側の白鷺池(びゃくろち)
<浄智寺>
苔むした石段。惣門(高麗門)扁額には「寶所在近」つまり『彼岸はそう遠い所にあるものでない。立派な僧侶になるための努力をせよ』の意味。※彼岸とは、仏道に精進して煩悩を脱し、涅槃に達した境地。涅槃とは、一切の悩みや束縛から脱した、円満・安楽の境地。
<化粧坂切通し>
藤沢からの出入れ口。地名の由来は、打ち取った首を化粧した所とか。遊郭があったとか。
化粧坂を下ると六角形の岩船地蔵堂だ。頼朝の娘「大姫」守り本尊を祀る。
巨福呂坂隧道。鶴岡八幡宮に向かう。
<巨福呂坂切通し>
鎌倉幕府3代執権の北条泰時が造った、鎌倉中心部と北鎌倉をつなぐ(雪ノ下と山之内を結ぶ)、かつての主要路です。鎌倉幕府最期となった1333年(元弘3)5月、新田義貞軍の堀口貞満と、北条軍の長崎高重の間でここで展開された戦いが巨福呂坂の戦いです。かつての山越えの古道である切通しは使われていません。今は個人宅があるため、通り抜けは不能。
祇園山見晴台から「稲村ケ崎」が見えました。富士山は、かすんで見えませんでした。
思わず「七里ヶ浜の磯づたい 稲村ヶ崎名将の 剣投ぜし古戦場」を口ずさんでしまった。
唱歌『鎌倉』は、作詞:芳賀矢一、作曲:不詳、大正3年(1914)刊行の「尋常小学唱歌」第六学年用に掲載された文部省唱歌。
<リーダーコメント>
桜舞い散る中を、化粧坂と亀ヶ谷、巨福路坂と3つの切通しを歩きました。
化粧坂をこわごわ下り、亀ヶ谷の長い上りを登って、巨福呂坂のトンネルをくぐり鶴岡八幡宮へ、そこから気持ち良い風が吹く祇園山ハイキングコースを歩き鎌倉の海を眺めて帰りました。
次回は、大仏坂切通しと極楽寺坂切通しを致します。お楽しみに! 大倉昌子