2010.01.08-10.【 薩埵峠。登り尾山。箱根園神社】 報告
平成23年1月8日(土)~10日(月.祝) 天候:晴れ; 晴れ強風; 雪のち晴
1薩埵峠。 2浄蓮の滝。 3登り尾山。 4下田爪木崎グリーンエリア。
5箱根園神社。 6御殿場富士山見晴らし台。 ③一般向き
投稿: リーダー 小林妙子
協力: 木村馨; 石川孝子: 三上豊子
参加者: 20名(女性12名;男性8名)
《コースタイム》
1/8 (土)
薩埵峠&月が瀬温泉の明徳寺,浄蓮の滝(歩程3時間)
JR日暮里駅北口下御院殿橋上7:00出発 こまどり 087号 =
R452 4’=R319 4’=入谷 インター首都高①号線上野=江戸橋JCT=
都心環状線=谷町JCT=首都高③号線渋谷=東名道7:40=
(海老名SA 8:00-:15)= (147km 2h54’) 清水IC 9:54 =R17’6k.
1.2k4‘ =新浦安橋10:10右へ8’ = (182K3h18’)薩埵峠手前 下車
10:18-:30–11:30歩程1.5H =R136 4’南二日町右折=29’熊坂IC
修善寺道(有料¥450)=R136 21K =R141 15K 19’ =月が瀬温泉
明徳寺参拝14:07-:30=浄蓮の滝14:20-15:20==45’ 熱川温泉
ビューホテル16:05着 夕食バイキング18:20 ~19:00 510室で
ビンゴゲームで 新年山行の親睦会を開催する
(有志から中額な商品券や品物及び掛け軸(個人作品)などの寄付が
出され驚きました)
(下田爪木崎は三連休の交通事情により、遅延のため 予定変更し
翌日にしました)
サッタ峠から富士と由比海岸を望む。ここからの眺望を描いた
「安藤広重(歌川広重)」の浮世絵の風光明媚は有名です。
この辺りは、古代~江戸時代初期までは、下の海岸が東海道だった
そうで、ひとたび海が荒れると、大波から逃げるのが遅い老人や
子供が、大波にさらわれてしまったことから、別名を「親不知(おやしら
ず)」「子不知(こしらず)」とも呼ばれていたそうです
説明下記の文章は『さった峠の歴史』引用。
鎌倉時代に由比倉沢の海中から網にかかって引揚げられたさった
地蔵をこの山上に お祀りしたので、それ以後さった山と呼ぶ。
上代には岩城山と称し万葉集にも詠まれている。(岩城山ただ超え
来ませ磯埼の不来海の浜にわれ立ち待たむ)ここに道が開かれた
のは1655(明暦元年)年、朝鮮使節の来朝を迎えるためで、それ
までの東海道は、崖下の海岸を波の寄せ退く間合を見て岩伝いに
駆け抜ける「親しらず子しらず」の難所であった。この道は大名行列も
通ったので道幅は4m以上はあった。畑の奥にいまも石積みの跡が
見られ、そこまでが江戸時代の道路である。
今のように海岸が通れるようになったのは安政の大地震(1854)で
地盤が隆起し陸地が生じた結果である。『興津地区まちづくり推進
委員会』
この静岡県の由比海岸は、南アルプス山系が海岸まで迫っている
ため、「東海道新幹線」「JR東海道本線」「東名高速道路」「国道1号」
の全てがこの付近を通過しており、迂回路は、はるか北(山梨・長野県)
の「JR中央本線」「中央自動車道」「国道20号」しかありません。
必ず起きると言われている「東海大地震」が発生した場合、日本の
大動脈がここで切れてしまい、日本経済に大ダメージを与えることが
大変危惧されています。
(地震による津波の影響も恐ろしい) そのため、崖の法面(のりめん)
補強工事や、津波対策の護岸工事が進められていますが、現在建設中
の「新東名高速」(由比海岸よりかなり山側を通る)や、計画中の「JR
中央リニアエクスプレス」(山梨・長野県を通る)が、由比地区で大災害
が起こった時のバックアップとして非常に期待されているそうです。
このように交通の大動脈でありながら、険しい山が海岸に迫っている地
形は、日本にもう一箇所あります。 日本海側にある新潟県の親不知
(おやしらず)海岸です
名前の由来は、由比海岸と同じです。景色自体も由比海岸と大変良く
由比海岸と同じく、海を走る高架道路は「北陸自動車道」。その
左横は「国道8号」。 さらに横は「JR北陸本線」です。(現在、
「北陸新幹線」も建設中) ここも北アルプスの山系が海に迫っており、
迂回路は何とここから100km以上も南下した長野・岐阜県の「国道
158号(安房峠)」しかありません。
どちらも高い山脈(北アルプス・南アルプスの山系)が海側まで迫ってい
ますが、北・中央・南の3つの日本アルプス自体が、この大断層によって
出来たものであり、日本海側と太平洋側の両方に、このような交通の
隘路となるような同様の地形が出来るのも当然の理由があります。
この大断層は、日本列島の地下にある「北アメリカプレート」と「ユー
ラシアプレート」がぶつかり合っている地帯で、両プレート同士のぶつ
かり合いにより、巨大な日本アルプスが形成されました。
「親不知」と「由比」を結んだ線は、「糸魚川静岡構造線(フォッサ・マグナ
の西辺)」と呼ばれる、日本列島を東西に分ける大断層が走っています
1/08 11:36牛蒡坂 サッタ峠石碑
10: 富士市と愛鷹連峰 1/08 10:39 水仙のさった峠
浄蓮の滝
浄蓮の滝石碑
1/08 14:44 天城浄蓮の滝の前で ジョウレンシダ(ハイコモチシダ】岩に這う
14:48 ワサビ田 滝からの水で栽培されています
1/9(日)
登り尾1056m と 下田グリーンエリア遊歩道 爪木崎(歩程5時間30分)
朝食7:00 出発7:50=R113(途中c.sで昼食の購入各自) 8’=
R13514K21’=谷津 右折R14 5K 11’=R414 8k 14’ (30.5k 55’) =
寒天橋ゲート(ゲートからは指定車専用道路車は二階滝園地駐車場で
待機)~往復コース 寒天橋ゲート9:08-:15—–18’ お礼杉9:33
——17’登山口820m 9:50——45’新山峠960m10:17-:25—-60’
登り尾山頂2等△点1056m11:08-:15 往路を戻る -1035mコブ休憩
11:30-:55– —新山峠 12:31-:40—- 寒天橋ゲート13:11-:15= R135
下田爪木崎 ——– ~グリーンエリア遊歩道14:00-15:30
歩程1.5H /浜左折R135/県道113=ビューホテル着16:05
夕食17:00~19:00 宴会場 (カラオケ。コーラス。ダンス等で盛り
上がる) 日本酒1本かジュースサービスあり
z1
1/9 6:50 海を隔てた大島の肩から日の出 熱川温泉の部屋から撮る
01-09 登り尾山頂 2等三角点 展望はあまりない
1/9 11:40 冷たい強風で風を避け休憩 1/9 山頂付近 休憩
1/9 11:50 木肌がきれいな ヒメシャラの木が多い
1/9 12:26 薄暗い新山峠 山頂にて 11:15
12:25新山峠 1/9 雪のついた凍った桟橋を何度か渡る
1/9 12:51 お礼杉 目立つ大きな3本の杉 12:35 寒天歩道へ出たところ
1/9 13:09 旧天城街道の寒天橋 僅かな残雪がある
13:10 寒天林道のゲート前 へ到着
(登り尾トンネルと鍋失トンネルの間にあるバス停の「登り尾」からの
登山道は、現在は やや荒れていてさらに迷いやすい部分もある また林道入口からゲートになっています。 やはり寒天林道の途中から 登るコースのほうがお勧めす。登山道はよく整備されています。登山 道はほとんど雪はないが標高1000m前後で1/6(の降雪が北面に残 つたのでしょう。 国道414の新天城トンネルの南側出入り口から800メートルほど下っ
た南側に二階滝駐車場があります。トイレを利用しました(もちろん、バ
ス停もあります)駐車場の裏の斜面を少し登れば舗装された旧道に出
ます。そこから北方向(上)に1~2分歩くとすぐに分岐があり右折しま
す。(そこを直進してしまうと30秒で再び国道に出ることになるので)そ
の分岐から5分か10分で寒天林道との分岐に出ます。寒天林道方向
には、ゲートがあって一般車は通行止めになっています。ゲートの脇を
すり抜けて歩き出だしたのですが寒天橋までマイクロバスで入りました
そこから歩いてだいたい40分で、新山峠を経ての登り尾への登山口が あります。 帰路は雪の上を歩いているのでわりやすく忠実に戻った。
二階滝駐車場から登り尾までの標高差は450メートル程度です。登り
尾バス停からだと同じく標高差は650メートルです。
今回は3度目の登り尾山頂の登頂です。
河津町観光協会 tel:0558-32-0290
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下田爪木崎グリーンエリア
伊豆七島が近くに眺められる 爪木島
池の段の水仙がかすかに香る アロエの赤花が水仙と満開
岡田 句碑 と野水仙群落地 芝生公園から
池の段 天草小屋から白灯台を望む
昭和天皇と香淳皇后の和歌を刻んだ日のある芝生公園
赤崎(たかんば)の岬で 秋に咲いたイソギク と爪木崎が美しい.
イソギクが少しまだ咲いていた ツワブキ 咲く
万両が赤い実をつけ多い グリーンエリアの水仙
爪木崎は、須崎半島の東南端にあり 岬の先端には白亜の灯台が立っています。
岬からは伊豆七島を近くに見ることができ、岬東斜面の池の段という場所では12月下旬
から2月上旬にかけて300万本の野水仙が咲き乱れるところとしても有名です。
爪木崎一帯は下田市保健休養村の自然公園「グリーンエリア」となっていて、
変化に富んだ南伊豆の海岸風景や亜熱帯植物・野鳥・昆虫など自然観察の好適地
です。
伊豆スカイラインへ向かう 一夜にして素晴らしい雪景色が見られた
スカイラインから ゴルフ場の雪
箱根園715m:箱根神社参拝1H 11:00-12:30
杉並木の階段参道に人が多いが荘厳さを感じた 芦の湖へ出ている朱塗りの鳥居
階段のつずく本殿 本殿
九頭龍神社 両俣鳥居
雪の太鼓橋
御殿場市街地の上に富士山
富士を背に 風車が場違いに感じるこのPAは中国に買収された展望台
=R734=R733=R138 御殿場富士見晴らし台13:00-:30
=東名道 海老名14:00 =首都高3号 =(2h14’)日暮里駅北口14:50 解散