2022.10.22【栗木緑地】報告 中嶋要一
川崎市麻生区と町田市の市境の里山は、柿がたわわに実っていた。案山子が立っていた。麻生区内には、柿生という地名がある。この一帯は、昔から柿が多かったのだろう。
2022年10月22日(土) 天気:曇 レベル2⃣:一般向弱
◇担 当 L :中嶋要一
◇参 加 L :松木千恵子、
◇投 稿 者 :鈴木榮男
◇参 加 者 :40名(女性33名、男性7名)
◇所要時間 :3時間55分(昼食、休憩含む)
◇歩行距離 :9.5km
<コース>
小田急栗平駅10:10→常念寺10:25→鶴川台尾根緑地10:35→栗木緑地11:05
→11:20真光寺公園(昼食)12:10→諏訪ヶ岳13:30→海道ひだまり公園13:55→セレサモス 麻生店14:05(解散) →黒川駅
<コース軌跡>
前回、途中雨が強く降った為 途中リタイヤしたので、リベンジを兼ねての山行。
<常念寺>
常念寺は、親鸞聖人の弟子で二十四輩の一人乗念(成然・常念)が鎌倉時代に創建、町田市金井町入谷戸にあったとも伝えられるといいます。永禄元年(1558)に僧福受(文禄元年1592年没)が当地に開基・創建したといいます。
<六地蔵>
六地蔵とは 仏教では人間が死んだ後、生前の善行や悪行によって行く先が地獄、餓鬼(がき)、畜生、修羅、人間、天の六道(りくどう)に分かれるとされていますが、その分かれ道が「六道の辻」です。六地蔵はそれら六道における苦しみを救う6種類の地蔵菩薩のことを指します。
変わったケイトウが民家の庭に咲いていた。ヒモゲイトウ。別名ペンダントアマランサス
クサギが実をつけていた。
<クサギ>
クサギは、7~8月頃にかけて白色の花を多く咲かせます。 両性花ですが自家受粉しない構造になっているので、アゲハチョウなどが蜜を吸うことによって受粉の手助けをしてもらっています。 クサギは秋になると青紫色の光沢がある実がなり、実の周りには赤いガクが付くことも特徴の一つです。
また、ゴンズイも同じような実をつけますが、葉と幹で見分けることができます。樹皮は灰緑色で、白褐色の皮目が、縦縞状に見える。この模様が、魚のゴンズイに似ることで名付けられた。
<ウコン>
ウコン(鬱金、欝金、宇金、玉金)は、ショウガ科ウコン属の多年草。学名 Curcuma longa (syn. C. domestica) 。英称ターメリック (turmeric)インドが原産であり、紀元前からインドで栽培されている。「鬱金」の原義は「鮮やかな黄色」。呉音「ウッコン」が転訛しウコンとなった
川崎市最高地点は「川崎市上下水道局 黒川高区配水池」内にあります。
国土地理院のデータ標高:149.4m。セキュリティ対策の為、場内には入場できません。
<アズマネザサ>
篠と呼ばれることの多いアズマネザサ(東国根笹)は、多摩丘陵に広く分布しています。この林は、下草刈りをしていますので丈が短いですが、放置すると高さ3~4mにも伸びて密生します。明治から大正期にかけて、このササの稈(茎)を用いて目籠づくりが、南多摩全体で盛んとなり、農閑期における農家の重要な副業となっていました。
<瓜生黒川往還>
「多摩よこやまの道」に交差するこの山道は、川崎市麻生区の黒川と多摩市永山の瓜生を結んでいた江戸時代頃から近代にかけての往還道で、昭和の初めまで黒川の特産品であった「黒川炭」や「禅寺丸柿」などを八王子方面や江戸市中に運ぶ近道でもありました。また、武蔵六所宮(現大國魂神社)の神前に供える汁物を調整していた黒川の汁守神社前からこの尾根までの間に、「街道」意味する「海道」の字名が今でも残っています。
あさおウオーキングマップ
※青色の文章をクリックすると「あさおウオーキングマップ」のホームページにリンクします。
柿の木の先に見える建物は、JAセレサ川崎ファーマーズマーケット・セレサモス麻生店です。
柿生の禅寺丸が販売されていた。
禅寺丸柿は、鎌倉時代前期にあたる建保2年(1214年)に星宿山王禅寺の山中で発見された、日本最古の甘柿とされています。このことから、柿生の地名の元となり、古くから地域の人々の生活を支えてきました。江戸時代の1648年頃から王禅寺近隣地域に栽培が広がり、明治時代の末には最盛期を迎えました。小ぶりで甘く、種が大きいのが特徴です。川崎市麻生区ホームページより
<リーダーコメント>
前回の山行は、雨天のため途中で中止にしました。今回は、参加者の頑張りで全行程完歩出来ました。参加リーダー、参加者の皆様、ありがとうございました。中嶋要一