2022.11.03【大山裏参道(蓑毛越)】報告 松木千恵子
2022年11月3日(木・祝) 天気:晴 レベル3⃣:一般向
◇担 当 L :松木千恵子
◇サ ブ L :桜井敏子
◇協 力 者 :鈴木榮男(投 稿)
◇参 加 L :中嶋要一、山川美恵子
◇参 加 者 :30名(女性20名、男性10名)
◇所要時間 :5時間(休憩,食事等含む)
◇歩行距離 :約10km
<コース>
小田急線秦野駅=蓑毛バス停9:10→柏木林道分岐→蓑毛越10:18→10:50阿夫利神社下社11:10→11:40見晴台12:20(昼食)→雷峠12:40 →九十九曲り→日向ふれあい学習センター13:40→日向薬師バス停14:10=小田急線伊勢原駅
<標高グラフ>
◇出発時刻/高度: 09:10 / 312m 到着時刻/高度: 14:10/ 152m
◇最高点の標高: 768m 最低点の標高: 152m
◇累積標高(上り): 897m 累積標高(下り): 1057m
大山阿夫利神社下社の拝殿右側に地下巡拝道入口があります。こちらから入ると大山名水と和合神像等があります。
真っ先に大山名水に向かった さすが、神泉名水!
※案内板には、「浄き明き直き象徴する神の恵の泉で湧き出るお水は、山内只一ヶ所の貴重な水源より引水いたしました。最も清らかな尊いお水です。水は萬物の生々発展の原動力であります。
殖産の泉、長命延寿の泉としてご愛用ください。」と書かれていた。
<二重滝>
かつて一つだった岩が上下二段に別れ、後に上段から水が湧き出て、二段の岩を流れることから「二重滝」と呼ばれているそうです。「修験者」たちが、この滝に打たれて禊を行っていたといわれています。そのことから、別名「清めの滝」とも呼ばれ、現在も神域となっているそうです。
<見晴台より大山三峰>
標高935mの山。北峰、中峰、南峰から成る。丹沢山北東の丹沢三峰(東峰、中峰、西峰)と区別するために 大山三峰山 と呼ばれることも多い。地形が急峻で痩せ尾根やハシゴ、クサリ場などが多いので変化に富んだ登山を楽しめる。急峻な地形から毎年のように滑落事故が起こっている。
<見晴台より大山山頂>
関東民放4社(日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、フジテレビ)のテレビ局の固定局が設置されている。主な用途は、中継車やヘリコプターから伝送された映像・音声を各放送局へ中継する役割を持っている。また、放送事業用無線基地局の役割もある。なお、NHKは伊勢原市「高取山」(556m)にあります。
ススキが清々しく!
ススキは「オバナ」や「カヤ」とも呼ばれている山野草で、秋の七草になっています。ススキの「スス」は「スクスクとまっすぐに育つ」という様子を表します。ススキの「キ」には「茎」や「草」という意味があります。また別名の「尾花(オバナ)」は、ススキの穂が動物の尾に似ているためにつけられた名前です。、
<お地蔵さん(勝五郎地蔵)>
「日向越え」(雷峠)途中の九十九曲りと呼ばれる急坂があり、その終点にある一体の石地蔵が勝五郎地蔵です。信州高遠の石工から技術を伝授され、江戸時代末期の嘉永6年(1853)に日向の石工であった勝五郎が建てた、高さは約1.7メートルと大きな石像です。
ハイキングコース登り口にヤマヒル忌避剤(塩)が置かれていた。
神奈川県ヤマヒル対策マニュアルの(冊子)と「ヤマビル被害防止のために」(リーフレット)のホームページを記載します。ヤマビルの被害を防ぐために – 神奈川県ホームページ (pref.kanagawa.jp)
日向文化財めぐりの案内板 ※青文字の文章をクリックすると伊勢原市文化財サイトにリンクします。
<山行で出会った草花>
<マルバフジバカマ>
北アメリカ原産の帰化植物。箱根以東~東北に分布。フジバカマは、葉が3裂しているが、本種は卵型。強羅自然公園の植栽品が野生化したらしい。
<センニンソウの実>(写真提供は高崎さん)
センニンソウ(仙人草)の由来は、センニンソウの実にふわふわした白い髭(ヒゲ)のようなものがついているのを、仙人のヒゲに見立てたからだといわれています。
<リーダーコメント>
登山者の少ない静かな裏参(山)道から蓑毛越えて下社の阿夫利神社に 神社は参拝者で賑わっていました。見晴台からは大山山頂、大山三峰等色づいていた。景色を楽しみながらのランチタイムです。下山の九十九曲はその名にふさわしく、ジクザクの繰り返し道は荒れていて要注意です。
秋晴れの好天に恵まれ、大山詣で紅葉を楽しんだ山行でした。参加リーダー 参加者の皆様の共助のもと、今回も無事終わる事が出来ました。感謝致します。松木千恵子
2022/11/7 月曜日 at 18:00
松木リーダー、参加リーダー、スタッフの皆様、お疲れさまでした。大山裏街道!とても静かな道を歩けました。阿夫利神社下社、見晴台は大勢の観光客でしたが、見晴らし台からの下りも、行き交う人は少なく、静かな樹林帯を歩くことが出来ました。気になっていた詳細図にある「お地蔵様」が鈴木様の説明文にあるように、とても由緒ある石仏だとわかりました。また、山の大先輩とご一緒出来て、有意義なお話も聞くことができました。とても楽しい山行をありがとうございました。