2023.02.04【県民の森~寄のロウバイ】報告 松木千恵子
2023年2月4日(土) 天気:晴 レベル3⃣ :一般向き
◇担 当 L :松木千恵子
◇サ ブ L :桜井敏子
◇参 加 L : 中嶋要一、直江忠彦
◇協 力 者 :石田ひとみ、鈴木榮男(投稿)
◇参 加 者 :41名(女性30名、男性11名)
◇所要時間 :5時間25分(休憩,食事等含む)
◇歩行距離 :約11km
<コース>
小田急線渋沢駅=大倉バス停9:25→西山林道→黒竜の滝10:45→表丹沢県民の森駐車場11:00→櫟木山(昼食)12:15~12:50→寄展望台14:35→寄ロウバイ園14:40→14:50寄バス停=小田急線新松田駅
<標高グラフ>
出発時刻/高度: 09:25 / 287m
到着時刻/高度: 14:50 / 286m
最高点の標高: 810m 最低点の標高: 284m
累積標高(上り): 869m 累積標高(下り): 871m
<黒竜の滝>
落差15mの涸れることのない滝で、夏でも冷気がただよっています。
名前の由来としては滝の近くに「黒竜さん」という祈祷師の庵があったためというのが有力です。
明治の初めの頃、「黒竜さん」という祈祷師の庵のようなものがあり、山深いにもかかわらず、とても繁盛していて、大山さんや道了尊にも引けを取らなかったといわれています。
現在、その跡すら残っていませんが、これはある嵐の晩に山が崩れて一挙に押しつぶされてしまったという説や「黒竜さん」も大山と同じく女人禁制でしたが、女の人が一人いたため、取り潰され火で焼かれたという説があります。(秦野観光スポット情報より)
※寄(やどりき)は、神奈川県足柄上郡松田町にある集落の地名。地名の由来は、諸説有るが、寄り合い(部落の集まり)が木の下で行われていた事から寄木=やどりぎになったと言われている。地名は諸説ありますが、1875年に7村が合併した際に、村同士が寄り合ったさまをほかの木に寄生して生長する「寄生木(やどりぎ)」になぞらえ、そこから「寄」の1字をとったもの、といわれています。
<ロウバイ>
ロウバイとは中国原産の落葉樹で、冬になるとその名の通り、ロウ細工のような黄色い花を咲かせます。花は甘く気品に満ちた香りを漂わせ、その香しさは英語で「Wintersweet(冬の甘い香り)」と称されるほど。ロウバイ園では実に2万本もの木々が植えられ、黄色い花が一斉に咲き誇る光景は圧巻の一言に尽きます。松田町では「サクラマスの燻製」がふるさと納税の返礼品となっていますが、使用されるのは寄の清流で育てられたサクラマスです。
<素心蝋梅>
一般的に目にするのがこの種類です。
花の中心までが黄色っぽくて花びらの大きさは2㎝くらいで、沢山の花をつけます。
葉の形は卵形です。
<和臘梅>
和蝋梅は蝋梅の原種であり中心は赤紫色、他の蝋梅より花びらが細長いです。
和という漢字がついていますが原産は中国です。
<満月臘梅>
満月蝋梅はソシンロウバイの実生から選抜し作られた品種で、他のものより早咲きで12月の終わり頃に咲きます。全体的に黄色の色が濃く澄んだ花が特徴ですが、花の中心部が赤紫色のものもあり、香りも強いものが多い。花びらは大きめです。
<リーダーコメント>
冬の表丹沢県民の森は、訪れる人もなく静寂でした、
冬枯れの木々の中をジグザグと登るとカヤトの広場が櫟山の頂上です。
土佐原に下山路 森林の伐採のため従来の路は通行止です、二日前 下見で迂回路を確認していたので迷うことな無く案内できました
この時期 松田町寄のロウバイ祭りが開催中です。
良い香りが漂よい満開に咲いたロウバイは、疲れを癒やし楽しませてくれました。立春の日にふさわしい春遠からじ!を感じる山行でした。
参加リーダー 参加者の皆様の共助で楽しく 安全な山行が実施されたことに感謝いたします。有難うございました。松木千恵子