2023.09.21【林芙美子記念館】報告 松永孝子
《林芙美子記念館》 レベル:①ウォーキング
実施日:2023年09月21日(木) 天気:晴れ時々小雨
◇リーダー:松永 孝子
◇サブリーダー:関根 直樹
◇協力者:石川 孝子
◇参加者:41名
コース
JR山手線目白駅(10:30)→おとめ山公園(10:53)→氷川神社(11:30)→落合中央公園・せせらぎ公園(11:55~12:39)昼食→妙正寺川→林芙美子記念館(13:00~13:30)解散挨拶→大江戸線中井駅
JR山手線 目白駅 リーダーの挨拶、コース説明
新宿区立 おとめ山公園 東側
かって将軍のお狩場であった御留山、ホタル舎もあったりと、面影をわずかに残す。
自然が残っている貴重な公園
ナラ、シイ、クヌギ、雑木林が生い茂る足元にはどんぐりが落ちています。
せせらぎの里公苑 下水処理施設の地上部につくられた、広さ8000㎡の公園です。
園内にはせせらぎが作られ、手入れの行き届いた広場です。 昼食場所
パラパラ落ちてきましたがすぐに止みました。 今日は予報どおりです。
現在は閉じられていますが孟宗竹に囲まれた石段を上ったところに玄関 記念館入口
茶の間 吊戸棚、二段押し入れなど 小間 奥の棚には小さな仏壇
庭に寒椿、ざくろ、カルミア、おおさかづきもみじなど。四季折々の草花を楽しむことができます。
玄関 原稿の受け取りや執筆依頼の客が毎日訪れた。 客間 原稿を取りに来た記者達が待たされた
書斎 納戸として作られたこの部屋は、しばらくすると書斎として使われるようになりました。
作品が仕上がると自分で掃除をし、普段は家人にもさわらせなかったそうです。
次の間 布団を入れた奥の押し入れは、芙美子が大工に命じインド更紗を貼って作らせたものです。
冷蔵庫 昭和13年一般に向け販売、当時の価格は720円、大学卒の会社員の初任給70円の時代
『この建物は「放浪記」「浮雲」などの代表作で知られる作家・林芙美子が、昭和16年(1941年)8月から昭和26年(1951年)6月28日にその生涯を閉じるまで住んでいた家です。
芙美子は新居を建てるにあたり、建築について勉強をし、設計者や大工を連れて京都の寺社や民家を見学に行ったり、深川の木場へ材木を見に行くなど、その思い入れは格別でした。
山口文象設計によるこの家は、数寄屋造りのこまやかさが感じられる京風の特色と、芙美子らしい民家風のおおらかさをあわせもち、落ち着きのある住まいになっています。
客間よりも、茶の間と風呂と厠と台所に工夫とぜいをを凝らしたこの家は、人に見せるための家ではなく、住み手の暮らしとやすらぎを第一に考えた家でした』
パンフレット、「記念館のご案内から」抜粋
暑さは幾分和らいだように感じます。
秋は普通の気温になってくれることを祈ります。
お疲れさまでした。
ありがとうございました。 丹羽・記