2023.10.28【枡形山】報告 中嶋要一
2023年10月28日(土) 天気:晴れ レベル2⃣ :一般向弱
◇担 当 L :中嶋要一
◇参 加 L :柴崎実、松木千恵子
◇協 力 者:鈴木榮男(投稿)
◇参 加 者 :42名(女性:35名、男性:7名)
◇所要時間 :4時間36分(休憩,食事等含む)
◇歩行距離 :約11km
<コース>
小田急線向ヶ丘遊園駅10:12→生田緑地長者穴口10:26→飯室山10:34→10:44枡形山
11:03→11:35生田緑地ばら苑(昼食)12:30→13:40長尾神社13:47→14:07東高根森林公園14:20→14:48JR南武線久地駅
<向ヶ丘遊園駅>
現行の駅名である「向ヶ丘遊園」は、最寄駅であった遊園地「向ヶ丘遊園」の知名度を上げるために、それまでの「稲田登戸」から改称されたもの。向ヶ丘遊園は2002年に閉園となり現存しないが、定着した駅名は変更されずに現在に至る。なお、元となった向ヶ丘(むかいがおか)は本来、当駅付近ではなくより南東側の地域を指す地名である。『ウィキペディア(Wikipedia)』より
リーダー挨拶(参加リーダー、協力者及びお試し参加者等紹介。今日のコース説明)
<枡形山展望台>
枡形(ますがた)山の山頂(標高84m)は東西130m、南北80mの平坦地で眺望もよく、四方は容易に寄りつけないような断崖で囲まれた要害の地をなしています。おそらく枡形山という地名は、こうした地形が枡の形に似ていることから名付けられたといわれる。稲毛三郎重成がここ枡形山を城としたと、江戸時代に書かれた『新編武蔵風土記稿』は伝えています。稲毛三郎重成は北条政子の妹を妻に迎え、源頼朝の侍大将であった。なお、展望台の最上階までエレベーターが設置されています。
枡形山の関東ローム層。土の採取禁止の看板があった。
ふと、52年前に起きた、下記のいたたましい事故を思い出した。
東京の多摩地区や川崎、横浜の丘陵地帯で相次いでいた土砂災害のメカニズムを解き明かそうと行われた実験が、一転して大惨事になったのだ。
「人工の雨でがけ崩れを起こす実験をしていたところ、予想を上回る大量の土砂が崩れ落ち、15人が死亡…」実験は昭和46年11月11日、当時の科学技術庁や建設省などによって、川崎市の生田緑地で行われた。
※今年は、猛暑でほとんど咲いていませんでした。選んで写しました。ここで昼食です。
<長尾神社>
長尾神社の創建年代等は不詳ながら、五所権現社と称し、長尾村の鎮守社だったといいます。当社に隣接して五所塚があることから、当社の創祀は古く遡るのではないかといいます。長尾字長峰の赤城神社を明治40年合併して長尾神社と改称したといいます。
<五所塚権現台遺跡>
五所塚(ごしょづか)第1公園内には、直径4m内外、高さ2m前後の塚が5つ南北に並んでおりますが、地元では古くからこれを五所塚と呼んできました。外観が古墳時代の高塚古墳に似ているところから、江戸時代の地誌等では、墳墓と考えられていました。しかし、実際には中世や近世になって、村境や尾根筋に築かれた十三塚と同様な信仰に基づく〔境〕信仰の塚であったと考えられています。
<リーダーコメント>
鎌倉時代、源頼朝の重臣として活躍した「稲毛三郎重成」の居城があったといわれる「枡形山」から「生田緑地ばら苑」、「県立東高根公園」と繋ぎ 「久地駅」まで歩きました。コースは、神社・仏閣、遺跡等があり心を和ませてくれました。「生田緑地ばら苑」は、花はまばらだった。猛暑の影響とのこと。
皆さん、参加リーダー、協力者のお蔭で無事山行を終えることができ、ありがとうございました。中嶋要一