2023.11.15【草加松原遊歩道】報告 松永孝子
国指定名勝「おくのほそ道の風景地 草加松原」 冬の風物詩、松の「こも巻き」
《草加松原遊歩道》 レベル:①ウォーキング
実施日:2023年11月15日(水) 天気:晴れ
◇リーダー:松永 孝子
◇サブリーダー:関根 直樹
◇協力者:石川 孝子
◇現地協力者:八重樫 重男
◇参加者:45名
コース 約3時間30分所要(見学、休憩、昼食含)
東武スカイツリーライン 草加駅東口(10:30)→歴史民俗資料館(10:48)→東福寺(11:32)→札場河岸公園(12:00~12:45)昼食→矢立橋→草加松原遊歩道→まつばら綾瀬川公園→旧日光街道(奥の細道の風景)→草加市伝統産業展示室(13:54)解散挨拶→新田駅
草加駅
草加市立歴史民俗資料館
大正15(1926)年に草加小学校の西校舎として建てられた埼玉県初の鉄筋コンクリート造りの校舎を活用しています。平成20(2008)年に国登録有形文化財(建築物)となりました。
綾瀬川出土丸木舟 平成13(2001)年に科学調査を行ったところ、丸木舟は5300年前の縄文時代前期にカヤの木を用いて作られたことがわかりました。
第二展示室 昔の人の暮らし(草加市内で使用されていた農具・民具を展示)
鍬や水車、千歯こき、唐箕、臼など、農家の生業を支えた様々な道具には、昔の人々の知恵や工夫が込められています。
小学校だったころの面影を感じさせる廊下では、ミニ展示コーナー
東福寺 (松寿山不動院東福寺) 慶長11(1606)年に、大川図書によって創建され、僧賢宥(けんう)が開山したといわれています。 本堂、市指定文化財
札場河岸公園(ふだばかしこうえん)昼食場所 「河岸」の面影を今に再現する公園です。
お休み処「草加宿芭蕉庵」などあります。
「こも巻き」 害虫を防ぐために、マツクイムシなどが枯葉の中で越冬する習性を利用して、わらで編んだ「こも」を木の幹に巻いて誘い込み、春先にこもを焼く害虫駆除法。
望楼のなかの螺旋階段(埼玉県産のスギ、ヒノキ使用) 松尾芭蕉翁像「見返りの姿」
松尾芭蕉翁像 奥の細道旅たち300年を記念して建立されました。
右手に杖を持ち、笠を肩にかけ、友人や門弟たちとの別れを惜しむかのように、千住方面を振り返る「見返りの姿」
矢立橋 草加松原遊歩道に2つある太鼓型の橋の1つ 平成6年に建設
国指定名勝 おくのほそ道の風景地 松並木 まつばら綾瀬川公園
ハープ橋 欄干にはいくつものハープが! この先の文化会館で毎年「ハープコンサート」が開かれるのだそうです美しい癒しの音色が、いいですね!!
綾瀬川 江戸時代から日光街道の名所として知られ、奥の細道の時代の雰囲気を伝える草加松原
百代橋 草加松原遊歩道に2つある太鼓型の橋の1つ 昭和61年に建設
草加市伝統産業展示室
せんべいといえば草加せんべい、しょう油の香りがたまりません!!
篠原ともえさんの「エゾ鹿革の着物」 草加は皮革も有名なんですね。
松尾芭蕉文学碑 江戸深川を船出して千住に向かった芭蕉は、日光街道草加に着きました。
現在634本ある松林の中には、古木が60本程度存在します。ひと目でわかるその姿は、幹回り2メートルにも及ぶもの、綾瀬川に大きくせり出しているものなど様々です。古木を楽しみながら松尾芭蕉も歩いた街道を歩きました。
お疲れさまでした。ありがとうございました。 丹羽・記