2024.1.7【夕日の滝~金時山】報告 木村博子 | 東京ハイキング協会

2024.1.7【夕日の滝~金時山】報告 木村博子




今年こそ、平穏な一年になりますように、と願っていましたが、悲しいできごとが次々と起きてしまいました。もうこれ以上、災いが起きず、日々心穏やかに過ごせることを願うばかりです。

▼日時 : 2024年1月7日(日) ▼ 天  気  : 晴れ時々曇り
▼ レベル 5:やや健脚向 

担当  : 木村博子(投稿)
▼参加 L : 加藤正彦・下倉章治

参加者 : 18名(男性5名、女性13名)
▼行動時間 : 約6時間40分(休憩時間含)  
コース : 小田急線新松田駅 8:45 = 地蔵堂 9:30 → 夕日の滝 9:45 → 竹之下稲子湯 11:00 → 猪鼻砦跡 11:40 ( ~昼食12:00 ) → 金時山 12:30 → 猪鼻砦跡 13:30 → 足柄峠 14:40 → 赤坂古道 15:15  → 足柄駅 16:10  解散


地蔵堂での挨拶。

 
金太郎(坂田金時の幼名)は、地蔵堂で産まれたと伝えられています。


金太郎遊び石。金太郎は、ここで、動物たちと遊んだと伝えられています。

 


金太郎の力水。夕日の滝の水で産湯を使ったといわれている元気な金太郎にちなみ、この水を「金太郎の力水」と名付けました。


夕日に映えるその美しい姿から夕日の滝と名付けられたといわれています。また、勇ましく水煙をあげ男性的なところから雄飛の滝と呼ばれたこともあったそうです。

 


夕日の滝から地蔵堂林道を歩いていきます。


水飲み休憩。


矢倉沢に沿って、気持ち良く歩いていきます。


かなり急な斜面を登っていきます。

 
昨年12月に登った明神ヶ岳が南東方向に、そしてこれから登る金時山が南南西の方向に観えてきました。

 
やっと、竹之下稲子湯に到着。真冬ですが、良い汗をかきました。


皆さん、地図などで確認して、一安心です。

 
なだらかな道を歩き、猪鼻砦跡に到着。


猪鼻砦跡から観える富士山。天気に恵まれれば、こんなに綺麗に観えます。下見の時は快晴でした。


ここで、昼食休憩。


これから目指す金時山が前方に観えます。


いよいよ、ここから階段が始まります。


新しく整備された階段には、番号が付いていました。

 


まだまだ続きます。


こんなに急な階段を登っても、元気です。


北の方向に、目を向けると、雲取山が観えていました。


やっと、金時山頂上に到着です。皆さん笑顔です。

 


ある日、金太郎は大石を落としてしまった。この音にあわておどろき、岩にあたって死んでしまった大猪の鼻を金太郎はねんごろにとむらった。それで、金時山を別名 猪鼻山 ともいう、と記されています。


金時山頂上からの富士山。大きく広がったすそ野がはっきりと観えます。

 


芦ノ湖を遊覧船がゆっくりと進んでいきます。


金時林道分岐。

 
足柄峠に到着。

 
足柄城址


とても広々としています。


夕暮れ時に愛鷹連峰と富士山。素敵な眺めでした。


上の六地蔵


下の六地蔵  なぜか、八地蔵ありますが・・・

 
芭蕉句碑  目にかかる時やことさら五月不二   いつの時代でも富士山の眺めは素晴らしいのですね。   向かい側に赤坂古道の入口がありました。

 
すぐに、足柄古道です。

 
銚子ヶ渕 昔 花嫁が祝言の最中に「おなら」をしてしまい、これを恥じて銚子を抱いてこの渕に見を投げてしまった、という悲話の場所です。


頼光対面の滝   坂田金時は源頼光の四天王の一人として活躍しました。金太郎が初めて頼光に対面した場所の滝と言われています。


足柄駅近くで行われていたどんど焼き

 
全員無事に下山でき、解散しました。足柄駅は、とても綺麗で立派な駅になっていて、金太郎と熊さんが今日一日の無事を祝い見送ってくれました。

本日の軌跡です。

 

リーダーコメント
今年初めての山行で、まだ、新年早々でしたが、皆さん元気に歩かれ、充実した一日になったことと思います。さすが、東ハイの方々はお元気と改めて思いました。
 今回の山行でも反省して改善すべき点が出てきました。金時山からの下山時の下りの階段で、登り優先のため、登ってくる登山客を待つことが多く、前を歩いている人との間が離れてしまい、それによって、全員で歩調を合わせて歩くことができなくなってしまったことです。このようなことが起きることを頭に入れて、歩かなければならないと深く反省しました。今回のようなことを二度と起こさないように、これからは、全員で歩調を合わせて歩くことができるように心掛けなければならないと、痛感しました。
 それでも、ご協力してくださった参加リーダー、参加者の方々に改めて感謝です。本当にありがとうございました。全員怪我することなく無事下山できたのも、皆様方のおかげです。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 

 

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