2024.05.12【「花シリーズ」新緑の弘法山】報告 柳田邦之
2024年5月12日(日) 天気:曇り レベル[2]:一般向弱
◇担 当 L :柳田邦之
◇現地協力者 :山浦啓二
◇投 稿 者 :鈴木榮男
◇参 加 者 :34名(女性26名、男性8名)
◇所要時間 :4時間33分(休憩,食事等含む)
◇歩行距離 :8.1km
<コース>
小田急線秦野駅9:48→弘法山公園入口10:22→10:45浅間山10:52→11:09権現山(昼食)12:05→12:25弘法山12:30→13:38吾妻山13:55→14:21鶴巻温泉駅
<リーダー挨拶>
小田急線秦野駅前にて リーダー挨拶(コース説明と現地協力者等紹介)
オドリコソウが咲いていた。山野の日陰で自生する多年草。名前の由来は、花がつく様子が笠をかぶった踊り子が並んだ姿に似ることから
<玉ねぎ石>
奇妙な石が出現。まるでタマネギの皮をむいたように風化している岩。丹沢の山々でよく見かける岩です。これはタマネギ石と呼ばれるもので、もともとは、海底に堆積した火山灰などが凝灰岩となり、やがて丹沢山地が隆起して地表に露出してから形成されたものだそうです。風化の初期には方形に剥離し始め(節理)、風化が進んで内側になるにしたがい、次第に球形になっていく。
<スイカズラ>
和名スイカズラの名は「吸い葛」の意で、細長い花筒の奥に蜜があり、古くは子どもが好んで花の管の細いほうを口に含んで甘い蜜を吸うことが行なわれた。砂糖の無い頃の日本では、砂糖の代わりとして用いられていた。スイカズラの英名ジャパニーズ・ハニーサックル(Japanese honeysuckle)も、花筒をちぎって蜜(honey)を吸う(suck)ところから生まれた名前であるといわれる。
別名は、キンギンカ(金銀花)ミツバナ、スイバナ、スイスイバナ、ニンドウカズラ。葉や中国植物名は、忍冬(にんどう)といい、冬場を耐え忍び、枯れずに残ることからこの名がついている。異名である「金銀花」は、花色が白から黄色に変化することに由来する。花言葉は「愛の絆」。Wikipediaより
<紅葉(もみじ)の実>
花が終わるとすぐ種ができはじめます。
実はブーメランのような形の羽の中に、赤い実(種)を付けています。茎元二つのふくらみの中にはもみじの種がある。こちらも花のように見えますが、実なんですね。羽が内側から外側にかけて、太陽に向かって精一杯ひらいて、可憐でとってもかわいい。
このブーメランのような羽は、紅葉が終わり、葉が落ちる頃、翼果が風に飛ばされ、まさにブーメランのように、くるくる回りながらより遠くへ運ばれていきます。
<オカタツナミソウ>
タツナミソウ(立浪草)は、シソ科の野草で、波のような形をした花を咲かせます。葉の切れ込みや花の形、花色などでコバノタツナミ、オカタツナミソウ、ナミキソウなどの種類を見分けることができます。この可愛らしい花は、春から初夏に平地や森の中の開けた場所で見られ、滋養強壮効果があるとされています。花の色は紫や赤紫、濃淡などがあり、青紫色のイメージが強いです。また、漢方薬としても親しまれています。タツナミソウの花言葉は「私の命を捧げます」で、一生をともにする大切な人に贈るのにふさわしいです。
百八松明 秦野旬な観光情報 https://www.kankou-hadano.org/event/uryuno108tai.html
青色の部分をクリックするとリンクします。
<ナワシロイチゴの花>
ナワシロイチゴ(和名:苗代苺)はバラ科の植物で、紅葉の季節になると葉が鮮やかに色づき、樹高はそれほど高くならない落葉小低木の野いちごです。キイチゴ属に分類されるはナワシロイチゴは開花後に赤い実をつけ、実は食べることができます。
和名の「苗代苺」や、別名の「早生苺」「皐月苺」の由来は季節が関係し、苗代の季節(田んぼの苗作りをする時期)にナワシロイチゴの実が赤く熟すことからきています。
東名高速道路ガードを潜ったところで解散 リーダー挨拶 小田急線鶴巻温泉駅へ
<リーダーコメント>
天気は曇でしたがあまり暑くはなく、新緑の中を楽しく歩くことが出き来ました。
また、野草は多くありませんが、ウツギ等の花が多く咲いていました。
皆様、協力者のおかげで楽しい山行が出来ました。柳田邦之