2024.06.01【高尾山 一丁平】報告 松木千恵子
2024年6月1日(土) 天気:晴れ レベル[3]一般向
◇担 当 L :松木千恵子
◇参 加 L :荻島二郎、佐藤仁
◇協 力 者 :鈴木榮男(投稿)
◇参 加 者 :53名(女性:41名、男性:12名)(うち、非会員女性1名)
◇所要時間 :5時間33分(休憩等含む)
◇歩行距離 :12.5km
<コース>
京王線高尾山口駅9:13→琵琶滝9:45→2号路→3号路→高尾山584m地点11:35→12:07一丁平(昼食)12:41→小仏城山13:20→小仏峠13:49→美女谷橋14:36→14:46底沢バス停=JR相模湖駅
<ムヨウラン(無葉蘭)>
名の通り葉がなく、葉緑素も持たない菌従属栄養植物です。
<イナモリソウ(稲森草)>
三重県の稲森山で最初に発見されたことから、その名が付いた。高尾山でも広く自生しているが、数はさほど多くない。葉の大きさは約3~6センチで、卵形をしている。うぶ毛が生えやわらかい感じ。1つの茎に4枚から6枚の葉を広げ、淡い赤紫色の花が浮かんだように咲く。花の直径は約2.5センチで、先が5つに分かれている。ふちはフリルのように波うち、デリケートな雰囲気。雄しべのつく位置によって、雌しべが長い花と短い花の2つのタイプがある。
<ナルコユリ(鳴子百合)>
ナルコユリはキジカクシ科アマドコロ属に属する植物で、花が鳴子のように鳴くことからナルコユリと名付けられました。本州から 四国、九州まで分布しており、若芽や花、地下茎などは食用になります。
若芽はアスパラに似た味わいで、和え物やお浸し、てんぷら等にして食べます。
地下茎は太くて甘味があるので、天ぷらやフライ、煮物などにして食べることが多いです。
<ウリノキ(瓜の木)>
ウリノキ科の落葉低木。葉の様子がウリ(瓜)に似ているためウリノキと名付けられた。湿気の多い谷間などに群生する。
期待の一丁平のメインのヤマボウシの木は、今年は花芽がつかず 1、2輪しか咲いてなかったが、他の数本は開花していました。
<ナワシロイチゴ(苗代苺)>
イネの苗を育てる「苗代」を作る時季(6月頃)に果実が熟すため、ナワシロイチゴと名付けられた。日本にあるものは日本原産だが、中国や台湾、朝鮮半島、ベトナムなどにも自生する。
<サイハイラン(采配蘭>
沖縄を除く日本各地に分布するラン科の多年草。初夏に咲く花の様子を、采配(武将が指揮に用いる道具)になぞらえてサイハイランと名付けられた。
照手姫の水鏡 遊行寺に照手姫の墓があります。遊行寺ホームページhttp://www.jishu.or.jp/yugyouji-keidai/ogurihangan-terutehime/
<リーダーコメント>
登山者や観光客で賑わう高尾山口駅前は、広場として新たに整備されていました。
人混みをさけ、琵琶滝から2号、3号路を経て高尾山頂下へ
森林浴を楽しめる快適コースです。
途中 めずらしいムヨウランの花が見られました。
期待の一丁平のメインのヤマボウシの木は、今年は花芽がつかず 1、2輪しか咲いてなかったが、他の数本は開花していました。
小仏峠からは、なだらかな下山道の古甲州街道で底沢バス停に
多数の参加者で歩行がバラつきましたが、参加リーダーの協力で予定のバスに乗ることが出来ました。
感謝いたします。多数の参加頂き有難う御座います。松木千恵子