2011.05.22 【5月標高月日登山 荻野高取山(522m)華厳山 経ヶ岳】報告
実施日:平成23年5月22日(日) 天候 晴れのち曇り
報告者:大木 建次
協力者:萩原 勝哉
参加者:4名(男性2名 女性2名)
コース時間
本厚木駅①半原行バス9:20=上荻野バス停9:55→用野橋→ゴルフコース脇→大沢登山口10:25→北尾根道→11:25高取山(522m)→11:55華厳山(602m)=昼食12:25→分岐→13:15経ヶ岳(633m)13:25→分岐→14:10大沢登山口→用野橋→14:40上荻野バス停14:51=本厚木駅
コース概況
バス停の「上荻野」の先の浅間神社(写真)の左側の道を進む。道なりに行くと大きなヒノキの木(写真)が見える。そこを左に進み、用野橋(写真)を越えて行くと大厚木カントリーゴルフ場に突き当たる。左に荻野川、右にゴルフ場の市道を進み、鉄製の橋の下を通過していくと、ゴルフ場の端(写真)となる。左に橋を渡り右奥の害獣よけのフェンスに大沢口表示の登山口(写真)がある。
フェンスを閉め沢沿いに約5分歩くと尾根道に上るジグザグ道になる。尾根道に突き当たると右に高取山への道標(写真)がある。暫くは急登であるが、途中山つつじの群生地があり、高取山近くになると穏やかとなり、華厳山への尾根道に突き当たり、左に約100m行くと高取山(522m=写真)である。高取山から華厳山への尾根道は、自然林が多く、道幅も広く(写真)、頂上近くはのぼりがあるが快適である。
華厳山から経ヶ岳へは一部見晴らしが良い場所(写真)があるが、急降・急登である。登りきると関東ふれあいの道への分岐(写真)となり、左に約50Mで経ヶ岳(写真)である。大山に雨の前兆の雲(写真)がかかり始めている。
経ヶ岳(写真)からは通常、半原超えか田代半僧坊方面に関東ふれあいの道を利用するが、今回は新ルートの大沢口(写真)に降りる。フェンス沿いに約100m急降すると、穏やかとなり山つつじなどが群生(写真)している。その後は踏み跡が少ないが、案内板もあり尾根道なので順調に下山できる。下山口近くになると、樹木が密生し、落ち葉が堆積しているヒルの要注意箇所があり、そこを通り抜けると、ゴルフ場の芝生が見えてくる。害獣よけのフェンスには扉があり、朝来た市道は目の前である。
ゴルフ場の端から 左の橋を渡り高取山へ 直進華厳山 経ヶ岳に
リーダーコメント
1月から毎月1回、その月日と同じ標高の山にごろ合わせをして、山に登るシリーズを実施しています。今月は5月12日に宮地山(512m)を計画しましたが、雨で中止となりましたので、代替として厚木市の「荻野高取山(522m)」を計画し、東京ハイキングのホームページに掲載いたしました。
参加された方は、ホームページを見て参加、5月14日の高尾山の集中山行時にリーダーから情報を得たとの方でした。今後、ホームページによる代替や順延山行等の周知方法は、前向きに全体的な議論が必要と思いました。
この高取山から経ヶ岳までは厚木市の荻野では西山(相州アルプスの南尾根)と呼称し、仏果山を超え宮が瀬の高取山までを相州アルプスと呼んでいます。これからはヒルの季節となりますが、南尾根コースは、陽射しが当たるので、比較的ヒルは少ないと思います。歩くには10月以降が適切と思います。
天気予報は、午後から雨でしたが、帰りのバス停に着く頃に雨が降ってきました。山つつじの群生や、高取山から華厳山まで自然林を快適に歩けるなど時期を選べば注目して良いコースです。 このコースを整備し、自然環境の維持への活動をしている地元の「西山を守る会」に敬意を表したいと思います。