2024.9.7 【十国峠】報告 須賀光夫 | 東京ハイキング協会

2024.9.7 【十国峠】報告  須賀光夫



十国(1059)峠  ケーブルカーが止まっていたので、東ハイの貸切状態でした
海や山の景色をキレイに見ることができました

2024年9月7日(土)  天気:晴れ  レベル: 3 一般向け
担当L: 須賀光夫(投稿)
協力者: 田渕祥子
現地協力者: 石井昭治
参加L: 矢澤省三  中嶋要一
参加者: 40名(女性: 31名 男性: 9名)  内、非会員: 3名

コース:熱海駅=笹良ヶ台入口 10:10   歩行開始 10:30 → 登山口 11:00 → (昼食)11:45-12:20 →
笹の広場12:50 → 東光寺13:10 → 十国峠 13:30
→ 峠の広場 13:45 → 姫の沢公園入口 14:50
→ 笹良ヶ台団地 15:40 = 熱海駅  解散
歩行時間 4時間10分(休憩時間 込み)

熱海駅に着いて、集合場所の姫の沢公園へ行こうとすると、バスの運転手から衝撃の言葉が
「先週の台風の影響で、道路に土砂の流出があり姫の沢公園まで行かない」とのこと
バスは途中の笹良ヶ台までしか行かないそうです
そこで観光案内所に行って相談
・先週の台風で熱海は豪雨で被害がでている
・熱海からハイキングだと、十国峠の他は玄岳だけど、玄岳もバスが止まっている
・バスの終点から姫の沢公園まで歩くことはできるが45分くらいかかる
・姫の沢公園は歩くことができる
・石仏の道は歩くことができるかどうかわからない
そこで協力者とも相談して
せっかく遠くの熱海まで来たので、帰るのはもったいない
石仏の道は雨で被害が出るようなコースではない
そこで、石仏の道を歩けるところまで歩くことにしました
たくさんの人が集まってくれました
参加者のみなさんにこのことを説明  すると、みな帰ることなく、バスに乗ってむかいました

この日のバスの終点・笹良ヶ台入口でバスを下車
このバス停は降りたことがなかったので、スマホの地図機能を使い、わかるところまで、5分くらい歩いて移動
公園で受け付け、挨拶をおこない、コースの状況によっては戻ることもあることを説明してハイキング開始
舗装道路を登山口まで歩いていきます
歩き出すと山から下りてきたハイカーを発見
これで、「山は歩ける」と安心しました
ただ、最初がキツイ
晴れて暑い中の舗装道路の急なのぼりです
しかも長い
途中で一度休憩を入れて30分かけて登りました
ようやく登山口です
石仏の道を登ります
懸念していた大雨の影響はなく、コースは荒れてはおらず、普通に歩くことができました
不安だった「山道が崩れていて途中で引き返すことはない」と安心しました
晴れていて暑いのですが、ときおり吹く海からの風が涼しく気持ちよかったです
このコースは振り返ると絶景が広がります
ときどき後ろを振り返りながら歩きました
初島が見えました
山の会ですが・・・・・
やっぱり海の景色はいいですね~~
途中、日陰のある広いところで昼食
そのあとも登ります
せっかくの石仏の道なので、石仏の前で集合写真
咲いていた マツムシソウ
オミナエシ
笹の広場まで着きました
上りはここまで
振り返ると  こちらは伊豆の方でしょうか
ここで参加者のみなさんに確認
・ここで同じ道をもどるか
・十国峠から姫の沢公園を歩いて、その後、長い舗装道路歩きをするか
「十国峠に行きたい」という声があったし、山道は大丈夫そうなので、このコース『当初の予定の逆コース』にすることにしました
ポツポツとハイカーも歩いていました。ハイカーに話しかけてみるとハイキングコースは問題ないとのこと
安心して歩き出しました
笹で覆われた道を歩きます
尾根道だからか、海からの涼しい風は気持ちいい。
海に面しているところはいいですね
東光寺に着きました
道の石仏はここまで続いていました
こちらで参拝
もう9月なのにキレイに咲いているアジサイがありました
十国峠にむかいます
ここの景色もいいんですよね~~
停電の影響でケーブルカーは休止しているとのこと
そのおかげでいつもはたくさんの人がいる十国峠が東ハイの貸切状態でした
いつもなら順番待ちになる写真スポットも並ばずに写真を撮ることができました
十国峠からの素晴らしい景色を東ハイが独占してしまいました
十国峠からくだります
峠の広場
いつもなら家族連れでにぎわうこちらも誰もいません
東ハイが使っちゃいます
こういうものがあると上りたくなっちゃいますね
幸せになるために幸せの鐘を
アスレチックコースをくだります
途中から急な下りになります
注意して下ります
姫の沢公園の入り口まで来ました
ここから舗装道路歩きです
ここも歩いたことはないのでスマホの地図機能を使って歩きました
この歩いた道には土砂の流出はありません
雨の被害はほんとに一部だったようです
バスに同乗した地元の人たちも 「台風の被害なんてないはずだけど・・・・」と、土砂の流出でバスが通行止めなのに驚いていたくらいです
帰りは下りだからか距離の長さはあまり感じずに楽しく歩くことができました
バス停に着くとちょうどバスが来て、全員乗ることができました
待ち時間0でバスに乗ることができて、最後はラッキーでした

<リーダーコメント>
まさかまさかの土砂の流出でのバスが集合場所まで行かない
こんなトラブルがありながらも、みなさんの「歩きたい」という前向きな心と健脚のおかげで、当初の予定の逆コースプラスアルファを歩くことができました
ハイキングコースは雨の影響はなく、晴れていたので景色もよく、海からの風も心地よく、そしてケーブルカーが止まっていたためすいていて歩きやすく とても満足できる楽しいハイキングになりました
心残りは、ちょうど富士山に雲がかかってしまったため、富士山がかすかにしか見られなかったことです
反省点は、台風の後は、交通機関にも確認した方が良いということです
参加リーダー、協力者、そして参加者のみなさんありがとうございました
楽しく歩くことができ、忘れられない山行になりました
須賀光夫

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