2024.9.14~16【飯縄山・高妻山】報告 木村博子 | 東京ハイキング協会

2024.9.14~16【飯縄山・高妻山】報告 木村博子




瑪瑙山から戸隠スキー場入口までの下山路。
ススキが秋の訪れを感じさせ、空も秋色で、雲の隙間からあふれ出る光がどこか寂しさを伴っているように感じられました。
目の前には、西岳、本院岳、戸隠山、九頭龍山、そして明後日登る予定の三角錐で端正な形の別名戸隠富士とも呼ばれる高妻山、五地蔵山がくっきりと大きく聳え立っていました。

▼日時 : 2024年9月14日(土)~16日(祝)
▼ 天  気  : 14日 晴れ 15日 曇り後雨 16日 曇り後晴れ
▼ レベル: 5 やや健脚向

担当 リーダー  : 木村博子(投稿)
▼共同 リーダー  : 下倉章治
▼協力者  : 宮永基久
▼参加者 : 10名(男性3名、女性7名)
▼行動時間 : 14日 約6時間(休憩時間含) 15日 約6時間(休憩時間含)  16日 約9時間45分(休憩時間含)
コース : 14日 JR長野駅9:40=戸隠中社10:44→萱ノ宮12:15→飯縄山14:30→瑪瑙山15:30→スキー場入口16:50=樅の木山荘17:00(泊)
15日  樅の木山荘9:00=宝光社9:15→火之御子社9:40→戸隠中社10:10→小鳥ヶ池10:30→鏡池12:00→戸隠神社奥社13:00→樅の木山荘15:00(泊)
16日 樅の木山荘4:40 宿送迎車=戸隠牧場登山口5:00→一不動避難小屋7:10→五地蔵山8:40 →高妻山10:45→六弥勒12:15→ブナ仙人14:15→弥勒尾根入口14:45→戸隠キャンプ場 
バス=長野駅


長野駅からバスに乗り、戸隠神社中社で下車。
とても、立派な鳥居と奥に拡がる神社の広大さに圧倒されました。


飯縄山西登山道入口。ここから飯縄山に向けて出発です。


飯縄山山頂にて、集合写真。とても、天気が良く見晴らしも良かったです。


瑪瑙山(めのうさん)頂上に到着。


瑪瑙山からスキー場のゲレンデを通って下山しました。


秋を代表する花、リンドウ。上品で趣のある姿に惹きつけられます。
花言葉は、「誠実な人柄」 「気遣う気持ち」など。


樅の木山荘の前での集合写真。
栄養たっぷりの美味しいお食事をいただくことができました。
オーナーの方に高妻山登山のお話だけでなく、登山に関する様々なアドバイスを伺うことができました。


15日の天気は午後から雨という予報により、高妻山登山の予定を戸隠神社五社巡りに変更しました。


樅の木山荘のオーナーが、車で宝光社まで送ってくださいました。


長い階段を登っていきます。


神道(かんみち)を通って火之御子社(ひのみこしゃ)へ。


火之御子社の近くにある夫婦杉。樹齢500年といわれています。


小鳥ヶ池

 
硯石

 
鏡池。標高1,200mにあり、戸隠連峰を鏡のように映し出す静かな池。秋の花、萩が綺麗でした。


緑の中に朱く連なる鳥居が印象的な天命稲荷神社。

 

 
樹齢400年の杉並木。杉の生命力に圧倒されます。


奥社参道。雄大さが感じられました。


随神門


戸隠神社奥社。連休中なので混雑を覚悟していましたが、予想通りで参拝は諦めました。

 
16日は、曇りのち晴れという予報で、高妻山に向かって出発。


いくつかの渡渉を繰り返した後も沢沿いを登っていきます。

 
滑滝の横の岩場を登っていきます。鎖もあり比較的安心して登ることができます。


鎖を頼りに一枚岩の帯岩をトラバースしていきます。念のため、練習も兼ねて、スリングに付けたカラビナを鎖にかけながら進みました。


不動滝の落ち口に上がっていきます。


氷清水。
冷たい水がたくさん出ているのを期待していましたが、一滴ずつしか出ていなくて残念でした。


一不動避難小屋

 
左に行くと戸隠山です。右に向かって行きます。表示がはっきりしていて、とてもわかりやすいです。

 
一不動、二釈迦、三文殊を見つけることはできましたが、三文殊の後の四普賢が見つからず、長いなと思っていましたら、いつのまにか五地蔵まで来ていました。

 
六弥勒まできて安心。下山は六弥勒から弥勒新道を降りていきます。


七薬師


八観音


九勢至


十阿弥陀


やっと、高妻山に到着。

 
高妻山からの下山途中。


この先、急斜面!!滑落事故(特に下山時)が多発しています。
このような看板が所々にありました。注意深く慎重に下山していきました。


ブナ仙人


弥勒新道出口直前の沢。靴やストックに付いた泥を落とすことができました。


弥勒新道の登山口に到着。戸隠牧場の中をバス停まで歩き解散しました。

リーダーコメント
実施日の一週間前位の天気予報では晴れでしたが、数日前から不安定な天気予報になりとても心配しました。樅の木山荘の勧めもあり余裕日を設け、二泊の予定にしておいたお蔭で飯縄山登山、戸隠神社の五社巡り、小鳥ヶ池、鏡池の池巡りの観光も行い、そして、一番良かったのは、より天気が良く、登山に適した日に高妻山に登ることができたことでした。充実した三日間を過ごすことができ大満足でした。高妻山の登山コースは、戸隠牧場から一不動を経由し頂上を踏み、六弥勒から弥勒新道を下山するという距離の長い周回コースでしたが、渡渉もあり、沢登りのような気分を味わうことのできる岩場もあり、また、頂上直下の岩場は変化に富んでいて、登山の面白さを充分に味わうことができたことと思います。今回も、健康で歩けること、私の周りの全てのこと、そして、何よりも、共同リーダー、協力者、参加者の皆さんの御協力のお蔭でどなたも怪我することなく無事に家路に就くことができたことに、深く感謝申し上げます。ありがとうございました。    木村博子

 

 

 

この記事にコメントする


東ハイホームページを登録(無料)

メールアドレスを記入して登録すれば、更新をメールで受信できます。

765人の購読者に加わりましょう

東ハイ会員web

カレンダー

2024年9月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

アーカイブ

Powered by WordPress, 12345678, WP Theme designed by WSC Project. ログイン