2024.10.06【三ツ峠山】報告 松木千恵子
アザミ全体の花言葉は「独立」「触れないで」「復讐」などが挙げられますが、フジアザミのみの花言葉は「おしゃべり」です。全体の花言葉とはだいぶ印象が異なりますが、大きく鮮やかな紫色の頭花を垂れて群生する様子からは、「おしゃべり」という花言葉がしっくりくるような賑やかさが感じられる。
2024年10月6日(月) 天気:曇 レベル[4]一般向強
◇担 当 L :松木千恵子
◇参 加 L :中嶋要一、山川美恵子、小川順一郎
◇協 力 者 :桜井敏子
◇投 稿 者 :鈴木榮男
◇参 加 者 :14名(女性:10名、男性:4名)
◇所要時間 :6時間(食事、休憩等含む)
<コース>
富士急河口湖駅=三ツ峠登山口10:25→四季楽園12:15→12:30三ツ峠山頂(昼食)13:05→屛風岩13:30→八十八大師14:05→馬返し14:45→達磨石15:25→三ツ峠駅16:25
<コースマップ>
ヤマケイオンラインからダウンロードしました。(一部加筆)
<四季楽園富士見荘>
四季楽園が位置するのは、三ツ峠山(開運山)の山頂近く。
50歳の主人で4代目、大正時代から100年以上続く山小屋旅館です
<トリカブト>
ヤマトリカブトは山地の林内や林縁に生える多年草。茎は弓なりに曲がる。一方、ハコネトリカブトは、箱根地方の草原で、茎が直立する。
三ツ峠山は日本二百名山に選定されており、河口湖の北東に位置する山で、富士山からは直線距離で約22km離れた位置にあります。三ツ峠山は開運山(1,785m) 、御巣鷹山(1,775m) 、木無山(1,732)の3つの頂上の総称で、最高峰である開運山を指すこともあります。
<ダイモンジソウ>
ユキノシタ科ユキノシタ属に分類される多年草の一種。和名は、夏に咲く5弁の花が「大」の字に似ることから名付けられている。別名、ミヤマダイモンジソウ、トウホクダイモンジソウ、タケシマダイモンジソウ。地方により、イワブキ、イワボキなどともよばれている。
この八十八大師は、「弘法大師」が四国の修行地を一巡して定めたと伝えられる、四国八十八番霊場巡り(四国遍路)が盛んに行われるようになったころ、遠隔地で行けない地方で「新・四国八十八番霊場巡り」と称してその模倣が各地で造られました。三ツ峠山の八十八大師像も文久年代(一八六〇年)に祀られたと伝えられています。この大師像を奉納した信者の地区名と人数は判明しています。奉納者は郡内地域に拡がっていて、善応空胎惟阿上人を始めとする神鈴峯の歴代上人による、布教活動の影響が大きかったと思われます。西桂町教育委員会より
三ツ峠山中興の祖善応空胎惟阿上人は、天明五年(一七八五年)に埼玉県熊谷市(旧大里郡)で生まれました。文政七年(一八二四年)、四〇歳の時、神鈴峯の復興に関心をもち、天保四年(一八三三年)には本拠地を三ツ峠山に移し、山の復興に努めました。
復興は、天保六年に集中的に行われ、本宮、護摩堂(ごまどう)を再建し、さらに参道の開削などを行いました。 善応空胎惟阿上人は、文久二年(一八六二年)、七六歳で没しました。
<馬返し>
登山道で、道が険しくなり乗ってきた馬を返す所。 富士 ・ 日光 などに 地名 として残る。
<リーダーコメント>
5日(土)雨天のため6日(日)に実施しました。
三ツ峠登山口で降り、霧の中出発 道幅が広く整備された登山道です。
ジクザクを繰り返し急登が終わり やがて傾斜が緩やかになり木無山の北側を巻くと三ツ峠山荘との分岐に出ると左に進むと四季楽園。フジアザミが何処に咲く階段を登ると山頂です。晴れていれば富士山の眺望が楽しめるはずが雲の中で残念です。頂上でランチタイムをとり、神鈴峯コースで下山、屏風岩、ハ十八大師、達磨石、等を経て高低差1.200mを降りる。前日の雨で石や木の根が滑り易く 慎重に下る。時間がかかったが、予定の電車に全員が乗り込む事がてました。 参加リーダー、協力者、参加者の皆様、安全歩行に協力して頂き感謝です。有難う御座いました。 松木千恵子