2024.11.2~4【伊吹山・荒島岳・越前大野】報告 木村博子
荒島岳山頂からの眺めは見事の一言に尽きます。独立峰ならではの360度の大パノラマが広がっていました。快晴の秋空のもと、白山連峰(向かって左から釈迦岳、大汝峰、白山、別山、三の峰、二の峰)がはっきりと、手に取るように観えました。最高のお天気に恵まれ、幸運でした。
▼日時 : 2024年11月2日(土)~4日(振休)
▼ 天 気 : 2日 雨 3日 快晴 4日 快晴
▼ レベル: 4 一般向き強
▼担当 リーダー : 木村博子(投稿)
▼共同 リーダー : 下倉章治
▼参加 リーダー : 屋代 茂
▼協力者 : 宮永基久
▼参加者 : 26名(男性8名、女性18名)
▼行動時間 : 2日 約1時間15分(休憩時間含) 3日 約8時間20分(休憩時間含) 4日 約2時間(休憩時間含)
▼コース : 2日 JR米原駅9:30=スカイテラス伊吹山10:45→伊吹山11:10→スカイテラス伊吹山12:00=九頭竜ダム=道の駅九頭竜=九頭竜ホテルフレアール和泉15:30(泊)
3日 九頭竜ホテルフレアール和泉 5:40=勝原登山口6:10→シャクナゲ平8:56→荒島岳10:25~10:45(昼食休憩)→シャクナゲ平12:00→中出14:00→下唯野駅14:52=越前大野駅15:04→越前大野城→扇屋旅館(泊)
4日 扇屋旅館5:00→戌山城址→扇屋旅館→大野六間バス停8:38=勝山駅=永平寺 解散
米原駅に集合。ここから貸切バスに乗り、伊吹山ドライブウェイを通って伊吹山山頂駐車場に向かいました。
風雨共に強かったので、歩行距離、時間が一番短い中央登山道コースを登っていきました。
下りは、傾斜が緩やかで一番歩きやすい西登山道コースを歩きました。
九頭竜川の上流に造られた発電用ダム。このダムの完成により上流にできたのが九頭竜湖です。
JR九頭竜線の九頭竜湖駅。名前に惹かれて、行きたかった場所です。道の駅「九頭竜」には、ティラノサウルスの親子がいました。15分間隔で動きます。
荒島岳の勝原登山口。準備運動をしてから出発しました。登りは勝原コースです。
東の方角には、乗鞍岳、御嶽山が、それぞれはっきりと観えました。最高のご褒美をいただけました。
シャクナゲ平からは、中出コースで下山。滑落しないように、慎重に下りていきました。
下唯野駅に到着。JR九頭竜線に乗車して宿のある越前大野駅で降りました。
城下町大野のシンボルである越前大野城(織田信長の家臣・金森長近が築いた平山城)も見学できました。
ライトアップされた越前大野城を観ることができ、ラッキーです。
荒島岳に登頂できたご褒美の御馳走に、皆さん笑顔いっぱいです。
天空の城 越前大野城の撮影スポット(戌山城址)を目指して、朝5時に宿を出ました。
戌山城址から眺めた大野市内と越前大野城。早朝の爽やかな空気を吸って元気が出てきました。
名水百選に選ばれている御清水(おしょうず)。大野を代表する湧水スポットです。
越前おおの結ステーションに行くと、恐竜博士が出迎えてくれました。昨日登頂した荒島岳も別名「大野富士」の名前通り、端麗な姿で聳えていました。
越前大野から永平寺まで行くには、電車とバスを乗り継いで行きます。
曹洞宗大本山永平寺に到着。電車とバスを乗り継いで、やっと、到着です。
230枚もの美しい天井画が飾られた「傘松閣」も訪れることができました。
ひとの価値 人の価値は地位、財産、職業に関係ありません。知識を生かす心と行いこそ大切です。ひとの価値は心と行いから生ずるのです。
人生に定年はない 老後も余生もないのです。死を迎えるその一瞬までは人生の現役です。人生の現役とは自らの人生を悔いなく生き切る人のことです。そこには「老い」や「死」への恐れはなく「尊く美しい老い」と「安らかな死」があるばかりです。
このように記されていました。
永平寺を散策した後、福井駅に向かいました。
リーダーコメント
この時期には珍しく台風が発生してしまい、山行を実施できるのか、悩みましたが、2日目以降の天気予報が晴れ一色に変わり、実施を決断しました。風雨が強い中、伊吹山ドライブウェイを通過、山頂に立つことができ、また、申し分のないお天気のもと、荒島岳登頂、越前大野、永平寺の観光も行うことができ、充実した3日間を過ごすことができました。いつもながら、共同リーダー、参加リーダー、協力者、参加者の皆さんが協力してくださったことに感謝申し上げます。お陰様で全員怪我をすることなく、無事、家路に就くことができました。ありがとうございました。
木村博子