2025.03.30【ミツバ岳】報告 松木 千恵子 | 東京ハイキング協会

2025.03.30【ミツバ岳】報告 松木 千恵子




<ミツマタの群生地>
丹沢湖の北に位置するミツバ岳(大出山)834.5m、この時期はミツマタの花が咲き誇る。

2025年3月30日(金日  天気:晴れ レベル4 :一般向強
◇担 当  L  :松木 千恵子(写真)
◇協 力 者 :桜井 敏子
◇参 加  L :中嶋 要一
◇投 稿 者 :鈴木 榮男
◇参 加 者 :22名(女性:17名、男性:5名)
◇所要時間 :5時間10分(食事、休憩等含む)
◇歩行距離 :9km

コース>
小田急新松田駅=浅瀬入口バス停9:35→滝壺橋10:15→ミツバ岳(昼食)11:40→13:05世附権現山→13:30茅ノ丸→13:50二本杉峠→14:50細川橋バス停=小田急新松田駅

<コースマップ>
ヤマケイオンラインより


<世附大橋>
丹沢湖に架かる橋で、昭和52年に完成しました。橋長は164.8m、幅員は6mで、かながわの橋100選に選ばれています。橋のアーチ部分は銀色、桁部は青と落ち着いた色に塗装されていて山の中の湖にふさわしい静かな雰囲気を漂わせています。

 
浅瀬入口バス停~滝壷橋(登山口)間に滝がありました。

 
登山口                     椿

                      アート作品? 3/30 今日の日付です。誰が作ったのか?

 
ミツバ岳への登り

 
ミツマタ
中国の雲南地方やヒマラヤ地方を原産とするジンチョウゲの仲間。別名「ムスビギ」「ミマタヤナギ」とも呼ばれる。丈夫な樹皮の繊維を製紙に使うため室町時代に渡来し、畑で栽培されていたものが各地で野生化した。暖かい場所を好むため関東地方以西に分布し、特に中国地方や四国に多い。コウゾ(楮)、ガンピ(雁皮)と並ぶ三大和紙の原木の一つ。
三椏(あるいは三又)」で、「」は木の又を意味し、新しい枝が常に3本ずつ出ることに由来する。このため枝の分岐点を数えれば樹齢が分かるとされる。


ミツマタの群生地

 
三椏の花言葉
花言葉のひとつめは「肉親の絆」。三つに分かれた枝をそれぞれ父、母、子どもに見立てたことに由来。
ふたつめは「永遠の愛」です。分かれた枝も根元の部分がしっかり繋がっていることから付けられた。

 
ミツバ岳山頂にて昼食


ミツマタの群生地 思わずスマホのシャッターを切る‼


ミツバ岳(大出山)834.5mにて集合写真
地権者のいる山であり、三椏は、地権者の先祖が昭和初頭に小田原の造幣局に対して紙幣原料として供出するために植栽したものです。


世附権現山1018.4mにて集合写真
なお、北側(西丹沢ビジターセンターの西側)にある権現山は箒沢権現山(1,138m)とも呼ばれる。


茅ノ丸(849m)から権現山を望む


ミツバ岳分岐


二本杉峠から下り。


二本杉峠から下り。斜面の土砂が、崩落していた。ロープを掴みながら歩く。


道標 ゴールは細川橋バス停です。

リーダーコメント
都心では桜の満開宣言。ミツバ岳のミツマタの花も満開でした。
滝壺橋からジクザクと登ると、左手傾斜の林の中にミツマタの花の群落がひろがります.
この時期は、花の開花に合わせて登山者も多く 追い抜き、すれ違い お互いに譲りあい頂上をめざす。昼食を早めに済ませ世附権現山に向かう ミツバ岳から下り 登り返すと権現山の頂上です。きの根っこの滑り安い急降下を下り二本杉峠に、帰りのバスの時間を気にしながら一息いれ、緩やかな山道を細川橋バス停に下る。
、ミツバ岳は正しくは大出山(おおばたやま)と呼び 地権者が昭和初頭 小田原の造幣局に紙幣の原料として共出するために栽培されたミツマタの木です。ミツマタ畑がいつ頃からかミツバ岳の誤称に!可憐にボンボンリのように咲き誇るミツマタの花は、登山者に癒し、楽しませてくれます。
参加者の皆様の脚も揃い コースタイムで無事に山行が出来ました。感謝致します。
ご参加ありがとうございます。 松木千恵子

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