2025.3.30【学芸大学・目黒】報告 岩間英之 | 東京ハイキング協会

2025.3.30【学芸大学・目黒】報告 岩間英之




目黒不動尊での集合写真
2025年3月30日(日) 天候:晴れ時々曇り  レベル:ウォーキング ①
▼担当L:岩間英之(投稿)
▼協力者:山岸圭一(写真)、五木田悦子
▼参加L:辰巳惠美子、小泉純子、柴崎実
▼参加SL:関根直樹
▼参加者:53名(男性15名、女性38名)
▼コース:学芸大学駅10:00集合 歩行開始10:10→碑文谷公園→すずめのお宿緑地公園→圓融寺→サレジオ教会→清水池公園(昼食12:20~13:05)→林試の森公園→目黒不動尊→成就院(たこ薬師)→目黒川→目黒駅(解散15:10)
歩程3時間

学芸大学駅で出発前の挨拶

碑文谷公園の真ん中にある弁天池は、その昔、荏原郡碑文谷村共有の水田灌漑用ため池で、村人の「命の水」となっていました。現在は「ボート場」があり、有料でボート遊び(土曜日・日曜日及び祝日開業)ができます。

弁天池

厳島神社

すずめのお宿緑地公園
今からおよそ200年前、江戸時代安永年間に始まったという目黒の筍栽培は、大正中頃に最盛期となり、有数な竹林だったこの地では良質の筍が収穫されたと言われています。
また昭和のはじめ頃、この竹林は付近一帯のスズメのねぐらになっていました。数千羽というスズメが朝どこへともなく飛び立ち、夕方には数百羽が一団となって帰り、空が薄暗くなるほどだったそうです。そのためこの場所は「スズメのお宿」と呼ばれるようになりました。
今でも竹林やシイ・ケヤキの大木が残り、野鳥が多く生息しています。なお北側の一角に栗山家の母屋(目黒区指定有形文化財)が復元されています。



古民家







碑文谷八幡宮
この参道を通って圓融寺に向かいます。この参道の桜は満開でした。



参道の陽光櫻

圓融寺に到着(碑文谷一丁目に、都内では2番目に古い木造建築がある。唐様に和様の美を取り入れた単層、入母屋造りの美しい屋根の線を見せている円融寺(えんゆうじ)本堂釈迦堂がそれだ。中世建築の資料として貴重なこの建物は、国指定重要文化財である。釈迦堂の建立は室町時代初期といわれている。)







都内で2番目に古い木造建築の釈迦堂

サレジオ教会に到着

1948年3月、サレジオ修道会がこの地に宣教拠点を置き、完成した二階建て司祭館の一階を聖堂にして、着任した故ダルフィオル神父によるミサ聖祭が始まった。

翌年に幼稚園が併設され、1954年 現在の教会堂が建設された。建設途中、東京国立博物館のキリシタン遺物の中に最後の潜入宣教師シドッティ師(1708年屋久島に渡来)の所持品である聖母画が発見された。この聖母画を「江戸のサンタマリア」と名づけ、教会をこの聖母に捧げ、保護者とした。聖母画は献堂式にあたり、4ケ月間当教会に特別展示され、現在はそのレプリカが教会入りロに掲げられている。

聖堂はロマネスク様式で、イタリア産の大理石が荘厳な落ち着いた雰囲気をかもしだしている。教会建設のためにイタリアの多くの人々の協力支援がなされた。故フェラリ修道士の力作である壁画や天井画は祈りの雰囲気を作り上げ、近年入れられたステンドグラスはキリストの生涯や、聖書や教会のシンボルなどを見事に映し出している。
この教会は、献堂当初から「サレジオ教会」の名で知られ、親しまれてきた。サレジオ会の教会らしく当初から「オラトリオ(日曜学校)」の活動が盛んである。







教会内に入り心が清められる気持ちになりました。

教会員の方に説明を受ける。

清水池公園に到着
清水池公園で昼食(12:20~13:05)

細い羅漢寺川緑道を通って林試の森公園に向かう。

林試の森公園

ここは明治33年(1900年)6月に当時の農商務省林野整理局が「目黒試験苗圃」としてスタートしたのが始まりで、その後「林業試験場」に名称を変更、林野庁の付属となり昭和53年まで営々として使用されてきました。

そして、筑波研究学園都市の建設に伴い、移転した跡地を整備し、「目黒公園」の暫定開放期間を経て、平成元年6月1日に「都立林試の森公園」として生まれ変わり開園しました。
この公園は東西に700m、南北に250mと細長く、外周の園路をぐるっと一周すると45分程で廻れます。



目黒不動尊 龍泉寺に到着

泰叡山瀧泉寺(目黒不動)(天台宗)は寛永寺の末寺である。
目黒不動尊縁起によれば「滋覚大師が大同3年(808年)比叡山に向かう途中目黒で宿をとった。その時、不動明王の夢を見たのでその像を彫り、安置した。それが寺の始まりである」という。

その後大師は天安2年(858年)に堂宇を造営し、自らの手で「大聖不動明王心身安養呪願成就瀧泉長久」を棟札に記した。そこから寺号を「瀧泉寺」と称するようになり、また、貞観2年(860年)に清和天皇より「泰叡」の勅額を賜わり、山号を「泰叡山」と称するようになった。









成就院(たこ薬師)に到着
不老山薬師寺成就院は天台宗のお寺。三匹のタコに支えられた薬師如来像がご本尊であることから、通称たこ薬師とも呼ばれいます。

春の紅葉?

目黒川の桜並木

参考 目黒寄生虫館(下見時)

参考 目黒寄生虫館(下見時)

参考 目黒寄生虫館(下見時)

気温がちょっと寒かったのは残念でしたがコースの至る所で満開の桜を楽しむことができました。
参加して頂いた会員の皆様も満足して頂けた事と思います。終盤予定のコースを変更して五百羅漢寺、蟠龍寺、目黒寄生虫館を省略して目黒川の桜を見る時間を多くしました。
省略した所を期待していた会員の皆様にはお詫び申し上げます。      岩間英之

 

これまでのコメント

  1. 磯崎 太一 :

    天候にも恵まれ楽しいウォーキングでした。
    ありがとうございました。磯崎

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