2011. 8.23~26 北アルプス【餓鬼岳~燕岳縦走】 報告
2011年 8月23日(火)~26日(金) 夜行2泊3日 健脚向き
担当L ) 大倉昌子
協力者) 橘 一夫
参加者) 10名 (男性:2名 女性:8名)
山 岳) 餓鬼岳:2.647m「二百名山」 東沢岳:2.497m 燕岳:2.763m「二百名山」
コース)
8/23 新宿22:30→高速バス→8/24 信濃大町5:00着 タクシー→白沢登山口(朝食)6:00—-大凪山11:25—-餓鬼岳小屋15:25着—-餓鬼岳15:30
餓鬼岳小屋(泊)
8/25 餓鬼岳小屋6:10—–剣ズリ—–東沢岳10:05—–東沢乗越10:52——急登—-花畑—北燕岳—-燕岳14:10—-燕山荘14:45着(泊)
8/26 燕山荘7:00—-7:45合戦小屋(スイカ)8:00—–富士見ベンチ9:10—–中房温泉下山口10:25着—-有明荘(入浴)→タクシー→穂高→新宿
あずみ野は、4日間雨が降り続けていたと、タクシーの運転手さんが言う 白沢の水量が気になる。
白沢登山口 タクシー終点
白沢ぞいに、濡れた桟道 を歩く
ママコナ タマアジサイ
木の間越しに紅葉の滝 滑りやすい
1人づつ 慎重に 壊れそうな梯子
続く梯子のコース
シラヒゲソウ
魚止メの滝
クサボタン テンニンソウ
最終水場 シャジン
キノコがずらり並んで
大凪山の山頂 樹林の中で展望なし 急登が続く
ガスの晴れ間に 鹿島槍ヶ岳が右奥に
トリカブトが群落 ヒョウタンボクの赤い実
餓鬼岳小屋まであと10分が長い オヤマノリンドウ
貴重な高山蝶の「くじゃく蝶」
昔ながらの餓鬼岳小屋 餓鬼岳へ5分
8/25 4時起床 5時朝食
小屋の前から、あずみ野の雲海
これから歩く「剣ズリ」へのコース
爺ヶ岳方面 虹が掛かる
岩を降り 岩を伝う
慎重に降りる ウラジロツツジが色づきはじめて
長い「剣ズリ」 緊張の連続
真下に高瀬湖をのぞむ
東沢岳で ようやく東沢乗越に これより長い急登
ミヤマコゴメグサ キンポウゲ お花畑が広がる
ハクサンフウロ キンポウゲ
タカネナデシコ イブキトラノオ
北燕岳 山頂がはっきりしない北燕岳
コマクサの群落が続き
燕山荘へ 燕山荘に到着
ずぶ濡れにて山荘に到着。着くなり乾燥室で雨具・ザックカバー・着衣・靴・ザックなどを乾かすのに専念。
やはり大きな山小屋は設備がアリガタイ♪
夕食後は恒例のオーナーの山談義と、お得意のアルペンホルンの演奏♪
8/26 5時起床 6時朝食 7時出発
燕山荘の前で
途中の展望台で
遠く正面に「富士山」が
ナナカマドの実と針ノ木雪渓
名物 合戦小屋の甘いスイカ 合戦小屋の古い由来
第二ベンチから雨足強く、土砂降りに 中房温泉に無事下山。
一日目は標高差1.600mの急登を頑張って登りました。 餓鬼小屋の大部屋は東ハイ貸切でした。
二日目 「剣ズリ」の難所を無事に通過し、燕岳までの長い急登を花畑で 心なごませながら、雨で全身水浸しになって燕山荘に到着。
三日目 中房温泉に降るだけで、のんびり楽しんで途中まで、ゲリラの様な大雨に急ぎ下山。有明荘で温泉に浸かり ようやく人心地♪
3日間、皆さん足並み揃い 良く歩きました、お疲れ様でした、忘れられない山行になったのでは—— 大倉昌子 記
2011/9/2 金曜日 at 22:33
東ハイの泊まりの山行は初参加。参加者はほとんどが常連のベテランの方で緊張しましたが、リーダーのご配慮、メンバーの皆様のサポートのお陰で、荒天の中、厳しいコースにチャレンジする楽しさを味わわせていただきました。本当にありがとうございました。それにしても、無限に続くかと思われた、はしご、鎖、丸木橋、そして剣吊りの岩場! ふだんのトレーニングの大切さを痛感しました。