2012.09.05【奥多摩 三頭山】 報告 t.Kobayashi
状況と.感想
7月3日にコマドリの路にて熊(成獣)が目撃されたそうです。もう2ヶ月も前ですが貼紙がありました
檜原都民の森ホームページ– トップ http://www.hinohara-mori.jp/kousu/mitououtaki/mitououtaki.htm
★バスの時刻改正について 平成24年9月1日から都民の森行きのバスの時刻が改正されました。詳しくはこちら 平成24年9月9日(日) 国体自転車競技(ロードレース)リハーサル大会 および 第2回東京ヒルクライム~HINOHARAステージ~ 交通規制・通行止め区間のお知らせ
4日後に開催される国体自転車競技のため鳥が自転車を漕いでいるモニュメントを新しく建てているところでした。
ハイキングのコースは5コースありますが、最も易しいコースを選びました。平日は帰路のバスがないので1時間10分も待ちましたが、ゆっくりできた。気温は23度と都会よりは涼しい。申込制ではない東ハイの一般コースとしては3時間半で丁度良かったです。 落差35mの三頭大滝は、車道より歩き始めて1.8kmの25分です 三頭沢の上流、南秋川水系でも最も上流にかかるこの滝は、南秋川最大の滝で、対岸まで渡されたつり橋から、滝見橋を渡ると全貌が見られます。 そこまではウッドチップの整備された道です。右サイトに多くの植物に出あいます。レンゲショウマがまだ咲いていましたツリフネソウの黄色と赤色が、ヤマホトトギスやタマガワホトトギス、ギンバイソウ、ソバナ、クサボタン、モミジガサの群落、花に出合えてうれしいかぎりです。作家田中澄江さんは「百山の花」の中でハシリドコロをとり上げています。
ムシカリ峠へは石山の道を左に分け、さらに 野鳥のコースを右に分けると大きなクワガタムシが木の根元から50㎝程の所に止まっていて動きません。三頭沢の源頭へ石英のスレートの岩道が階段状に整備され、高度を上げて行きます。
数組の人たちが降りてきます。左が沢なので声を掛け、気をつけないと道を譲れません。「ブナの路」とありますが都民の森に縦横に道が作くられ交差し ブナはムシカリ峠上の縦走路から多く見受けられました かつらの木やミズナラ、トチノ木、サワぐるみ、サワシバ、朴の木など巨木が多い、ところどころに森の図鑑があり分かり易い。
カエデの種類は24種の内17種もあり新緑や紅葉時は素晴らしい事でしょう。 この三頭沢の道はほんに楽しい事です。カメバヒキオコシが紫の花をつけて目を引きます.初秋に咲くバアソブがうつむき加減に咲いていました。
ムシカリ峠では、ムシカリが赤い実を沢山つけて熊のごちそうです。大沢山の避難小屋で食事をし富士山を見るつもりが富士は見えそうもなく雲が陰り、右折し三頭山の山頂へ向かうと フシグロセンノウやシオガマの大きなトモエ草が咲き ゆるく登るとブナの直角に曲がった幹を見る。
15分で三頭山西峰です。丁度12:00で休憩し昼食です。見晴らしはここが一番良い。雲取山から石尾根の鷹巣山が良く見えます。
食後下山開始し 9’で中央峰1531mの標柱が建つが他に何もなく見落としそう!ここが三頭山の最高峰です。三角点のある東峰へは、下り奥多摩湖からの分岐、コル(御堂峠)を分け2分登りきると出ました。展望台があるが大岳山と御前山位で木が生い茂る。 その付近を下るときに、生木の洞穴があり、キツツキや貉の穴かと思いきや観音菩薩の石造が安置され祀られていました。
下山は標高差530mを1時間半で下るのみ.急で石のゴロゴロ 多く、脚のつる人一名を後ろからサブリーダーが面倒を見ながら、遅れる。 水分摂取量が足りないようだ。リーダーのを400mLを補給し 飲ませ、膝後部の塗付とマッサージなどし鞘口峠までもう少し。
靴底の剥がれた人一名。大切に箱に仕舞い込み裏は減っていない良い靴を履いてきたが、靴底が両方ともベロンとはがれてしまった。 応急処置に、ガムテープでぐるぐる巻き靴ひもを上から巻きつけた。 ガムテープは協力リーダーが靴ひもは会員が運よく持っていて調達でき、事無きを得て休み休みおりた。
これも会員に何が起こるか分からないので、靴のメンテナンスや水を多く持つ訓練など日ごろ会員に鍛えていてもらわないと困るのです。
森林館に着くと一安心です。バスの時間までユックリ出来ます。
参加者の皆様 ご協力有難うございました。
写真を載せていますので、ダブルクリックで下記のリンク 2点を開いて見て下さい
1-三頭山1
2.奥多摩三頭山 ‘13.9.5