2012.10.20~21 【会津の紅葉】報告
10月20日(土)~21日(日)天気晴、曇、時々小雨
会津の紅葉【塔のへつり・中山風穴・大内宿・下野街道を歩く】
リーダー:平山亨・佐野俊一郎
協力L:松永孝子
協力:佐々木純子
参加者:26名 男性4名 女性22名
会津の紅葉狩りは、一都三県にまたがり私鉄三社線を、特急・快速を上手く乗り継いで3時間25分の旅になります。
20日浅草発8:00特急きぬ=鬼怒川温泉9:58 鬼怒川温泉AIZUマウントエクスプレス号10:01発=湯野上温泉11:28着 湯野上温泉駅12:05→夫婦岩→湯野上橋→白鳥神社12:50→塔のへつり橋13:27→塔のへつり駅→下郷町物産館→中山風穴地特殊植物群落→中山風穴冷風体験→湯野上温泉神社15:00→湯野上温泉駅→民宿えびす屋16:00
会津鉄道・会津線にある日本で唯一の風情溢れる萱葺き屋根の駅。駅の待合室には囲炉裏があり、乗客は湯茶を飲んで列車待ちする。大川に沿って上の湯・猿湯・館湯・切湯・箱湯・新湯など、いくつもの温泉の源泉地がある。駅から川原に下りると誰でも無料で入れる露天風呂があったが、川原石を積んで造った浴槽は、台風の仕業か川砂で埋まっていた。川上には100万年もの歳月をかけて、凝灰岩が浸食・風化されて造り出された景勝地「塔のへつり」がある。その形が塔に似ていることからこの名が付いた。
会津鉄道鉄橋と大川ライン 吊り橋したの埋もれた露天風呂15:30
21日
(会津西街道)大内宿と旧下野街道石畳 湯野上温泉駅バス9:25=大内宿10:00→大内宿街並み展示館→子安観音堂(展望台」→正法寺→高倉神社10:25→大内宿観光協会→下野街道11:00→一里塚→沼山湿原→八幡のケヤキ→12:40中倉一里塚→高倉山の湧水13:29→中山峠石仏群13:50→水抜きの道標→倉谷宿→松庵寺→会津下郷駅15:00
大内宿概要: 大内宿 は会津若松と日光 を繋ぐ会津西街道 又は下野街道 と呼ばれる街道の宿場町でした。江戸時代に入り街道が整備されると会津西街道は会津藩や新発田藩 、村上藩 、米沢藩の参勤交代に使用され、経済的にも廻米道として利用されるなど重要視されました。又、大内宿 は回りが高い山々に囲まれている為、独立した宿場町として発展し、本陣 をはじめ旅籠や問屋などが設けられ賑わいをみせていました。明治維新後は街道制度が廃止され主要交通機関から外れた事で大内宿も次第に人や物資の往来が減少し衰退していきます。この事は大内宿の町並みが残される大きな要因となり昭和に入っても旧街道の両側には茅葺屋根の建物が軒を連ねていました。その後、時代が下がるにつれて大内宿にも近代化の流れが訪れ、道路の舗装化や金属板葺きの屋根、アルミサッシなどが目立つようになりましたが、古い町並み が残っている事で昭和56年(1981)に宿場町としては妻籠宿 、奈良井宿 に次いで全国3番目に重要伝統的建造物群保存地区 に選定、大内宿を含む前後10キロには旧会津西街道の石畳や、三郡境の塚、茶屋跡、一里塚、馬頭観世音碑などの遺構が見られることから国指定史跡に指定されています。こやす現在の大内宿は保存運動にも力が入り再び茅葺屋根に戻す民家が増え、舗装道路も撤去され水路を復活するなど古来の大内宿の姿に戻りつつあります。
解散会津下郷駅15:37 048AIZUマウントエクスプレス号 会津下郷駅15:42発AIZUマウントエクスプレス号乗車=鬼怒川温泉17:12 東武線乗換17:13発=浅草19:18