2012.01.14 【会員講習会・実技講習】報告
会員講習会・実技講習
平成25年1月14日(祝)天気雨・雪
開催担当:事務局 會田政子
集合場所:西武秩父線高麗駅
集合時間:午前9時30分
講習場所:日和田山他
講 師:佐野俊一郎
協力 L :加藤正彦・小泉純子・平山亨
受講生 :6名
降雨のため高麗駅駅舎を借用座学9:30~10:00
講習内容:1、家を出る前に 2、歩き出す前に 3、登り下りの歩き方 4、がれた場所の通過方法 5、階段状の登り下り 6、岩場・鎖場の登り下り 7、ストックの使い方 8、下山したとき
コースを辿りながらの講習
高麗駅前を右に階段を下り、右に西武線のガードをくぐり299号線の信号を直進する、民家のあいだを抜け市道に出る。左に復元された高札場を見て小さな商店の前を過ぎたところ、右に筆塚、正面水天の碑、左に進むとの高麗川右岸の信号に出る鹿台橋を渡り先の高麗本郷の信号を左に入る.緩やかな坂道を上って行くと日和田山の案内板がある左に入り突き当り、登山道に入る。10数m上がったところにトイレと四阿のある広場がある。ここに来て雨は霙に変わる、ここで衣類調整とトイレを済ませる。右側から登山道に入り道に沿って上って行くと金刀比羅神社の大きな鳥居に出る前の分岐をしたに取り、杉林の中に入ると、水神さまの祀られた小さな沢に出る、道は三方に分かれる真ん中の道(男道)を日和田山の表示に従い、木の根と、作られた木の階段登っていく(歩きながら階段状の登山の講習)。見晴らしの丘に着く飯能の展望は霧の中、金刀比羅神社鳥居下の岩場のそば、がれ場の歩き方の講習。女坂と合わさる直下の岩場で岩の上り方講習、金刀比羅神社の庇を借り雪を避け休憩、降りしきる雪の中、金刀比羅神社裏の岩場を登る、日和田山の手前尾根道はうっすらと雪化粧していた。日和田山、山頂聖天院の碑から下り緩やかな登り下りを繰り返し高指山(NTT無線中継所)に着く。ここは既に数センチの積雪だった、アイゼン無しで如何に歩幅を小さくして滑らずに歩くかの講習を実施.、駒高は雪の中、駒高に着く、外で傘をさして、雪を避けての食事を考えたが、手が凍えて手作業ができず、無理をせず、トイレのそばの四阿で食事をする。食後物見山を分けて前の畑の間を尾根に入る。尾根は杣道に近く平坦もあるが急下りの連続、道らしき形はあるが木の葉と雪に覆われ、頼りは国土調査の赤いテープと、黄色い測量杭に沿って井尻へ下る。下り坂の歩き方の講習、市道に出て高麗川に沿って武蔵横手方面に進み299号線で、左に高麗橋を渡る、真直ぐに道路右を高麗駅に向かうと、国指定史跡日高市高麗石器時代住居跡入口の標識が立っている。そこを右に入ると、発掘された住居跡がある、ここから裏道を通り再び国道に出て。右に200m程で今朝渡った交差点の信号に出る。右に西武線のガードくぐれば高麗駅です。
経過時間は写真参照
日和田山を下る、岩の崩れた場所を靴を 高指山(NTT無線中継所)11:43
フラットに置いて滑らないように歩く実習
物見山を分けて尾根に入る12:26 雪の中のアイゼンなしの歩き方
降りしきる雪の中標高差 積もった雪に板橋は滑る
200mを井尻に下りる13:02
高麗駅到着14:06
雪の中の講習会になりました。これからの山行に役立つことがあれば幸いです。登山も日々研鑽です。怪我のない登山を心がけてください。佐野俊一郎
2013/1/16 水曜日 at 19:44
雨天決行の意義をもっとPRした方が良かった?
トムラウシ遭難事故の時、北海道・アルプス縦走時の雨天に備えて、冬季の雨天山行訓練をやっていた修善寺ハイキングクラブの同時期、同コースの生還が報道されました。
今回の雨天決行にはその含みもあったと思うのですが、はっきり打ち出した方がもう少し多い参加者だったかも? 寒い雨、雪の登山道を安全に歩く絶好の講習会になりました。
2013/1/16 水曜日 at 22:46
加藤リーダ-
有難うございます.雪中実施の決定時点にトムラウシ遭難事故が話題になりました.
氷点下は体験にはなりませんが、零度を上回る気温でも凍えた指先の冷たさは参加者は体験したことと思います.これからは経験の積み重ね、何時かは役立つ時が来ることを願います.佐野俊一郎