2010.01.03 【初詣「高山不動尊」】報告
高貴山 常楽院「高山不動尊」の沿革
今から1340年余のこと、36代孝徳天皇の時代に蘇我氏が横暴をきわめ、大職官藤原鎌足公は仲大兄皇子と力を合わせて蘇我氏を討った。しかし、その末統が関東に落ち延び叛旗を翻そうとした為、白雉5年(654年)鎌足公の第二子長覚坊上人、大和の国三輪神社の別当宝勝上人、藤原の臣岩田三兄弟の5人を関東地方の視察に向かわせた。この5人が常に不動明王を信仰していたことから開山したと伝える。霊亀2年(716年)行基菩薩によって、一根五枝の大木で五大尊明王像を刻して奉安したが、後に軍茶利明王像を除く四尊が焼失した。また、昔は現在の見晴台(奥の院)に不動堂があったと伝えられている。国指定重要文化財の木造軍茶利明王(ぐんだりみょうおう)立像をはじめ、常楽院不動堂(県指定文化財)、絹本着色不動明王画像(県指定文化財)、無間の鐘(市指定文化財)など数多くの文化財を有する。 高山不動の境内では4月15日の春季大祭に交通安全祈願の為に山伏秘法火生三昧「火渡り式」が行われる。
実施日:平成22年1月3日(日) 天候 晴後曇
リーダー:鳥居節男
協力リーダー:有里公雄 村上健一 加藤正彦 下田恵美子 鮫嶋妙子 小泉純子(サブ)
参加者:39名(男性16名 女性23名)
コース
西武池袋駅8:04発三峰口・長瀞行乗車=西吾野駅9:21下車 出発9:50→高山不動尊登山口10:05→萩の茶屋(休業)10:40→高山不動尊・不動堂11:30 参拝・休憩11:40→関八州見晴台(高山不動尊 奥の院)12:00 昼食・休憩12:45→大滝13:40→西吾野駅到着14:35
実歩程:3時間30分