2013.03.20 【富士山周回・眺望山歩⑦ 箱根旧街道西坂・三島大社】報告(大木)
実施日:平成25年3月20日(土) 天候 曇り レベル=4 距離約20km
報告者:大木 建次
協力者:萩原 勝哉
参加者:15名 (男性4名 女性11名)
コース時間
元箱根港10:00→10:05杉並木→箱根出張所→恩賜公園→10:20関所跡→箱根町港10:25→芦川10:30→旧街道→1号国道→11:05箱根峠→11:10箱根八里記念碑→11:15旧街道西坂入り口→接待茶屋→11:40いこいの森(昼食)12:10→12:50雲助徳利の墓→12:55山中城跡13:20→笹原13:55→三ツ谷→15:00箱根路の石碑→15:10錦田一里塚→15:25東海道線踏切→新町橋→15:40三島大社→16:05桜川の遊歩道→16;15三島駅
箱根旧街道(西坂) 箱根峠~三島大社 概略図 〔三島市観光協会案内図より〕
コース概況
箱根旧街道(西坂)は箱根八里の西側、元箱根から箱根峠を経て三島迄である。史跡が多く石畳も残されている。元箱根港からも右に歩いていけば、杉並木〔写真〕である。杉並木を進むと湖の中に建てられている箱根町役場の出張所があり、ここは絶好のビューポイント〔写真〕。ここから湖岸沿いを歩くと県立箱根恩賜公園である。箱根八里の歌碑〔写真〕の横を通り、杉並木を進めば箱根関所跡〔写真〕。
関所跡を通り抜け、1号国道から湖畔沿いに進み、箱根駅伝ミューアムを過ぎて左の細い道を歩くと芦川である。芦川は旧街道や西岸遊歩道の分岐点〔写真〕である。ここから両側が杉並木、登りの石畳の道〔写真〕である。1号国道に出て暫く歩くと箱根峠。旧街道の案内板など〔写真〕が随所に。公共トイレ横のゴルフ場方面に舗装された道を進むと、左に入り口〔写真〕がある。
石畳は延宝8年(1680年)に街道に石が敷き詰められ、当時のまま残されている石畳は、接待茶屋〔写真〕付近、山中新田、笹原新田、臼転坂の4箇所である。途中には数多くの史跡・石造物〔写真〕がある。山中城跡〔写真〕は後北条氏が本城がある小田原防備のために、石を使わない山城で有名である。1号国道に出て笹原、臼転坂、塚原を取りぬけると、バイバスの交流点に箱根路の石碑〔写真〕。
再び国道を歩くと松並木に出て、直ぐに錦田の一里塚〔写真〕である。松並木の道を歩き、道路を横断し、右の急坂を降りていくと、三島登り口の案内板の傍に東海道線の踏みきり〔写真〕がある。これを渡り、進むと新町橋〔写真〕である。新町橋からは三島大社は近く、大社は源頼朝が源氏再興を祈願し、旗揚げを行った駿河の国の一の宮〔写真〕。ここから桜川の遊歩道〔写真〕を歩いて三島駅に。
箱根町役場(出張所)上より 左3月8日(下見時) 右3月20日
左 芦川の道標(旧街道・西岸遊歩道分岐) 右 石仏群と石畳登り
三島にゆかりの文学碑と清流沿いの遊歩道
リーダーコメント
今回の計画は、元箱根から箱根旧街道(西坂)を下り三島大社と、20kmに近いロングコースで、史跡などにふれあいながら、富士山の眺望を楽しむ狙いでした。結果は、富士山は見えませんでしたが、箱根芦ノ湖では新たな海賊船のお披露目就航式と三島大社では、桜が満開と思い出に残る山行でした。ありがとうございました。
4月の富士山周回・眺望シリーズは、青春切符利用による4月6日の静岡市野田山、4月9日の山梨県立美術館で、4月27日は芦ノ湖周回と箱根園大島桜を予定しています。富士山が見えることを期待しましょう。 以上