2013.04.06 【呑川緑道】報告
呑川緑道
平成25年4月6日(土)天気曇り
リーダー:平山亨
協力L:佐野俊一郎
協力者:佐々木純子・
参加者:10名 男性5名 女性5名
コース:東急大井町線九品仏駅10集合→九品仏駅→浄信寺(九品仏)10:07~10:29→駒八通り→目黒通り10:50→呑川緑道10:58(明神橋→原橋・深沢小学校→中の橋→山下橋→下山橋→新橋・トイレ→八幡橋→中村橋→深沢橋→大橋→宮前橋→呑川橋→三島橋→御嶽橋→西山橋→稲荷橋→駒沢通り246号線)→緑道終点→11:45→桜新町駅→用賀神社→用賀二条通→用賀いらか道→三条通リ→都立砧公園→東急田園都市線用賀駅13:19解散 歩程3時間8km
緑道ができたのは、昭和52年(1977)3月で、全長14.4キロメートルの呑川、世田谷区内は約2キロメートル、水源は桜新町の旧厚木道の品川用水からのもれ水で、深沢から目黒区八雲をとおり、緑ヶ丘で九品仏川と合流、大田区から東京湾に注いでいます。呑川は、新町あたりの品川用水からの漏れ水と、深沢周辺の湧き水の池から流出する水が合流して始まり、世田谷区内を約2キロ流れた後、目黒区八雲を通り、緑ヶ丘で九品仏川と合流、大田区から東京湾に注ぐ全長14.4キロの河川です。深沢1丁目から5丁目の区間は、下水道幹線として暗渠化された上部を緑道として整備し、その上流の深沢7丁目から8丁目の区間は、開放水面をそのまま残した親水公園として整備されています。呑川の両側には、かつて川の土手に植えられた約300本の桜が今も残っていて、園路や川を覆うように枝を広げています。春の花の時期には多くの人の目を楽しませ、夏には散歩を楽しむ人などに木陰を提供しています。上流部の870メートルの区間は、川の流れが楽しめる親水公園として整備され、所々にアヤメなどの水辺の植物が植えられ、流れの中にはザリガニなどの水生動物を観察することができます。この流れは、川底から湧いてくる水や周囲から流れ込む水などを貯水槽にたくわえ、ポンプを使って循環させています。下流部の1152.6メートルの区間は、遊歩道として整備され、通勤通学や散歩など日常の生活通路として利用されています。また、この緑道をいつも快適に利用してもらおうと、地元の方々による清掃活動が行われています。(世田谷)
東急大井町線九品仏10:02 浄真寺(九品仏)参道10:07
樹々に覆われた九品仏参道(100m)を歩いて浄真寺に入る新緑が出迎えてくれた。
浄真寺の由来「九品山唯在念仏院浄眞寺」といい、開山は江戸初期の高僧「珂碩上人」で、四代将軍徳川家綱公の治世延宝6年に、奥沢城跡地であったこの地を賜り、浄土宗所依の経典である感無量壽経の説相によって堂塔を配置し、この寺を創建された
左風神像 右雷神像
高さ30mの楼門の 威容に圧倒される。楼門の両脇の仁王像(写真)の門を入ると、左手には見事な彫刻が施されて いる楼鐘(指定文化財)がある。
祀られている阿弥陀如来像左像 祀られている阿弥陀如来像右像
境内は3万6千坪、三仏堂(上品堂・中品堂・下品堂)本堂に面した庭園の様式美は都会の喧騒と縁遠い落ち着きを感じさせてくれる。この三堂に各三体の阿弥陀如来が安置されている。九品仏
七堂伽藍の完備した僧房として数少ない寺院は全体が極楽往生の沿う様相に形どられた境内には朝夕に鐘の音が鳴り響く。10:50
呑川の支流九品仏川の源流と言われる「ねこじゃらし公園」10:40
* 辿った源流は247号で東急田園都市線桜新町駅に突き当たる11:45
用賀駅北口から砧公園、世田谷美術館まで続いている遊歩道です。敷き詰められた様々なデザインの淡路瓦には、百人一首の和歌が刻まれており「いらか道」の愛称もあります。
百人一首を読みながら 100番目 百敷や古き軒端のしのぶにも なほ余り ある昔なりけり 順徳院 で環八に出た
砧公園12:19 残りのソメイヨシノの後に八重桜が咲いている
紀元2600年記念事業として都市計画決定された大緑地が前身である砧公園は、戦時中は防空緑地、戦後は都営のゴルフ場として開放されていました。当初の造成テーマは、家族ぐるみで楽しめる公園。この基本計画に沿って、自然の地形を活かし、芝生の広場と樹林で構成されるファミリーパーク区域と運動施設区域とを整備しています。
東名高速道路下をクグリ 東急田園都市線用賀駅13:19解散
天気予報では荒れ模様でしたが、雨が降り出す前に解散が出来ました。ソメイヨシノは終わっていました、爽やかな芽吹きと八重桜を堪能してもらえました。雨が心配で公園内で遊べなかった事が残念です。平山亨