2013.05.21 【富士山周回・眺望山歩⑪ 大涌谷~神山~駒ケ岳~箱根園】報告(大木)
実施日:平成25年5月21日(火) 天候:曇り レベル:一般強
担当L:大木 建次
参加者:15名(男性1名 女性14名)
コース時間
歩程 小田原駅バス8:40=9:40大涌谷→登山口9;50→10:15大涌谷分岐→ベニバナヒメイワカガミ群生地→11:07分岐→冠ヶ岳11:15→分岐→11:25神山(昼食)12:00→12:50坊ヶ沢分岐→13:15駒ヶ岳→元宮神社13:30→坊ヶ沢分岐13:50→坊ヶ沢入口15:00→県道→箱根園コテージ→15:50箱根園バス停(箱根新道経由)16:00=小田原駅
コース概況
神山への登り口は大涌谷の茶屋横の階段を上り、延命地蔵の横を登って行く(写真)。風に乗り、イオウの匂いが鼻につく。暫く道は急で、アセビなどの潅木林が続き、この時期はミツバツツジが鮮やかである。大涌谷分岐(写真)は神山方面に。ここからも急であるが、見渡すと岩の上などにベニバナヒメイワカガミが群生(写真)している。尾根に出ると緩やかな道になり、冠ヶ岳の分岐(写真)に。
冠ヶ岳には、分岐横を登ると鳥居や祠(写真)があり、周囲にイワカガミが規模は小さいが群生している。冠ヶ岳(1412m=(写真))は、山容が冠に似ている。分岐に戻り進むと神山への登山口がある。神山(1438m=(写真))は一等三角点があるが、木に囲まれ眺望箇所は少ない。駒ケ岳への道は、最初は緩やかであるが、次第に石が多くなり、続いて泥濘の道である。慎重に歩くことが求められる。
坊ヶ沢の分岐(写真)は神山、早雲山、駒ケ岳、坊ヶ沢方面の分岐箇所である。駒ケ岳方面に少し行くと、明るくなり広場がある。駒ケ岳には、風の影響で丈の低い樹木の中を沢と平行して登っていく。駒ケ岳(1327m)は箱根笹が多い草山で、頂上に箱根神社の元宮(写真)がある。見晴らし(写真)が良い。
駒ケ岳から下山道両脇に、コ(?)キクバナイチゲ(写真)が咲いていた。坊ヶ沢分岐からは笹やウツギ・アセビの木々に続いて、ブナなどの自然林(写真)の中をジグザグ下りて行く。檜林を通り過ぎると、ヒメシャラの林(写真)になる。県道に出て左に側溝に蓋をした歩道を暫く進むと、右に箱根園の宿泊コテージがあり、その中の道を下ると箱根園である。
リーダーコメント
今回の計画は、富士山を眺め、ベニバナヒメイワカガミなどをみて、冠ヶ岳・神山・駒ケ岳と箱根山で標高の高い3座を踏破し、4月27日に実施した芦ノ湖周回の終点である箱根園まで歩くことでした。
天気は予報と違い曇りで、バスを降りた時点で雲の上から、富士山は見えましたが、その後は見えませんでした。一方、花は期待していた以上に素晴らしいものでした。ありがとうございました。
次は6月8日(土)の「湯船山・サンショウばらの丘・不老山」です。ダイヤ改正により新宿駅や国府津駅案内の電車時刻が早まり、松田駅乗車が8時4分発の電車に変わっていますので、ご注意下さい。
以上