2013.05.26 【湘南高取山】 報告
湘南鷹取山標高139m
平成25年5月26日(日)天気晴・薄曇
リーダー:佐野俊一郎
協力L:平山亨
協力者:佐々木純子
参加者:30名 男性5名 女性25名
予報では最高気温横浜23度とあったが、それより少し暑かったかな。しかし、標高は139mだが、海風の吹き通る日陰の小径は、心地良い風が汗の体を冷やしてくれました。
交通:京浜急行追浜改札口午前10時集合京急品川9:04発快特三崎口行乗車金沢文庫で9:45発浦賀行に乗換追浜駅9:49着10時05分電車を待って開始する。
コース:京急追浜駅10:05→良心寺→首斬観音10:22→(坂道)→湘南鷹取二丁目公園→湘南高取三丁目公園10:42→磨崖仏11:19→鷹取山公園11:26~12:39昼食・フリータイム→(鎖場)→神武寺13:13→京急神武寺駅14:03解散 実働2時間30分半
首斬観音 首切り地蔵を右に小川を渡る
首切り観音
昭和初期、国道16号線建設の際、骨が出てきたといわれ、現在の場所に祭られました。正面の碑には「首切観音」と彫られており「昭和三年七月十二日梅月書」とあります。松竹庵梅月は田浦に住み、全国に数千人の弟子を持った俳人でした。左右の碑は、銘文から天保11年(1840)に建立されたことがわかります。現在でも町内の人達により、線香や花が供えられ供養されています。お堂の前を亨山裾の道は浦賀みちで古道の面影を残しています。(観光ボランティアガイド誌)
磨崖仏巨大な弥勒菩薩像前 また石段を登り
高取山と磨崖仏
鷹取の地名の由来については、太田道灌が鷹狩りをしたことによるとか、鷹が多くいて鷹をとったことによるとか、いろいろな言い伝えがあります。また、高い所を示す言葉に「タカットー」の原意があり、これが「タカトリ」となり、鷹取の文字をあてたものと考えられます。この山の地質は、市内の至る所でみられる第三期層凝灰岩です。軟らかで加工しやすいため、家屋の基礎や塀、護岸などの建築土木用材として鷹取石の名称で広く愛用されてきました。切り立つ岩の様相は、明治から昭和の初期ににかけて、石材を採取したために生じたものです。この山の容姿が群馬県の妙義山に似ているところから、「湘南妙義」の別称で呼ばれるようになりました。また、いわはだにある無数の小さな穴は、登山練習のために打ち込まれたハーケンの跡です。磨崖仏の弥勒菩薩像は逗子市に在住の川口満氏の依頼により、本市在住の彫刻家、藤島茂氏が昭和四十年頃に制作したものです、。(岩質がもろいので、登山練習は危険です。)
「市制施行七十周年記念横須賀風物百選」
管理人人事務所とトイレのある 展望台手前の岩場では子供も挑戦
鷹取山公園
下に薬師堂の屋根 薬師堂の山門13:13
女人禁制の石柱を見落とした
神武寺
聖武天皇の夢に現れた薬師如来の「当方に寺を建てよ」とのお告げから、神亀元年(724)に行基により創建されたといわれております。鎌倉に幕府を開いた源氏が信仰し、頼朝による妻政子の安産祈願や、実朝が疱瘡平癒の参詣を行ったことが『吾妻鏡』に記されています。本堂である現在の薬師堂は神武寺に現存する最も古い建築物で、寛文6年(1666)に再建されたと伝えられています。鐘楼は安政3年(1856)の建造で「神武寺の晩鐘」として知られています。境内には、樹齢400年ともいわれる「なんじゃもんじゃ」の巨木や、イワタバコが自生しています。本尊は木造薬師如来坐像が祭られています。本開帳は33年一回で次回開帳は2012年。ただし毎年12月13日の「お煤払い法会」には開帳されます。案内は【横須賀市観光ボランティアガイドの会】(048-822-8301)のパンフッレとを引用しました
逗子ホームせせらぎに下りる 逗子中学校クラブ活動かプラスの音
* 野球のボウル音が響いていた13:50
京急神武寺駅解散14:03
暑さにもめげず完歩お疲れ様でした。
高取山標高139mの高取山は、垂直に切り立った岸壁が特徴で「湘南妙義」の別名があります。明治中期から昭和初期まで石材を採取したため、現在の奇峰が形作られました。切り出された石は、耐火性に優れ、土蔵などの建築用材や家庭用のかまどにも使用されました。そびえ立つ岩肌に開いている無数の穴は、ロッククライミングの練習で打ち込まれたハーケンの跡です。山頂からの眺めも抜群で、晴れた日には富士山から伊豆、箱根、房総半島まで雄大なパノラマを楽しむことができます。休日にはハイキングを楽しむ人でにぎわいます。高取山での岩登りは原則禁止です。詳細は高取山安全登山協議会(Tel046-851-0215)へ