2010.02.21 【竹寺~子の権現~スルギ尾根】報告 | 東京ハイキング協会

2010.02.21 【竹寺~子の権現~スルギ尾根】報告



竹寺
 竹寺(天台宗・八王子)の本殿、牛頭天王本殿は本尊牛頭天王をお祀りし、本殿内の宮殿には右手に斧、左手に索を持つ、本尊牛頭天王とその脇には八王子(牛頭天王の八人の王子)が祀られています。宮殿は12年に一度丑歳に開扉されます。

子の権現
 子の権現天龍寺は延喜11年(911)に子の権現がこの地に十二面観音像を祀って天龍寺を創建したのが始まりで、その後子の聖を大権現と崇める恵聖上人が長和元年(1012)に子の聖の尊像を本尊として子ノ聖大権現社を創建し、天龍寺を子の聖大権現社の管理運営をする別当寺としています。

スルギ尾根
 スルギ尾根コースは、子の権現からスルギ、三角点のある栃(板)屋の頭522.1mから前坂に至たるコースで、今回は吾野駅に下山しました。スルギ尾根の入口は子の権現の屋根付き駐車場の直ぐ下に小さな標識があり、標識に従って右折する。昭文社の地図には赤い破線の標示になっており、昔は道標などなかったが、今は地元の方々のご配慮と思われる小さな手書きの標識が要所要所に設置され登山道もはっきりしている。小さなコブのアップダウンを繰り返し、痩せ尾根、岩場と結構きついところもあるコースである。登山道は静寂で今回の山行では一人歩きの男性と行きあっただけであった。三角点の栃屋ノ頭(標識では板屋の頭)海抜522.1mを過ぎると最大の難所である急な下りがあり左側がガケとなっているので慎重を要する個所である。以前は尾根通しに前坂に出られたとのことであったが、石灰石採掘の関係と思われる人造湖があり、現在も採掘が行われている。一旦車道に出て数分歩き、右手に人家のあるところに前坂方向の標識に従って登山道に入り、地元の人が設置したと思われる「飯能アルプス 裏銀座コース」の標識を見ながら西武メモリアールパーク(墓地)に出る。この墓地には昨年80歳でお亡くなりになった金子リーダーのお墓があり、墓誌に「自然を愛し、我が道を永久に。」とあり東ハイに尽くして頂いた感謝とご冥福をお祈りして一路吾野駅に向かった。

実施日:平成22年2月21日(日) 天候 晴れ  一般向強コース
リーダー:鳥居節男
協力リーダー:鮫嶋妙子
協力していただいた参加者:髙博・吉川英男・毛塚順一・田渕祥子
参加者:24名(男性7名 女性17名)
コース
 西武池袋線飯能駅下車8:02 国際興行バス「名郷」行乗車8:20=小殿バス停下車9:05 出発9:20→高圧線の鉄塔9:38→竹寺490m10:20→豆口峠11:07→愛宕社11:47→子の権現11:45 昼食・休憩12:40→スルギ13:00→六ツ石の頭540m13:25→高反山13:40→栃(板)屋ノ頭522.1m三角点13:55→地蔵尊14:20→車道14:25山道への標識「前坂方面」14:30→前坂14:50→西武メモリアールパーク15:10→吾野駅着15:20
歩程:4時間45分

西武池袋線飯能駅北口

小殿バス停 出発準備

竹寺方面への登山道入口

檜林の登山道を竹寺に向かって

関東ふれあいの道の道標

静寂な登山道

竹寺に到着

竹寺の案内板

竹寺の牛頭天王本殿

参拝を終え、本殿登り口「茅の和」前での記念写真

大田道灌が植えたと伝えられる「竹寺のコウヤマキ」

牛頭明王像

1945年フィリッピンに米軍により投下された不発弾でつくられた「平和の鐘」

積雪の中に咲いた福寿草 春は直ぐそこへ

積雪を踏みしめて子の権現に向かう

子の権現・天龍寺本堂

名物鉄下駄と大わらじ

子の権現・天龍寺・仁王像

参拝を終えて子の権現二本杉前での記念撮影

スルギ尾根登山道への入口

踏み後を辿りながらのスルギに向かう

地元の人が設置してくれたと思われる六ツ石の頭の標識

スリルのある岩場の通過

栃(板)屋ノ頭522.1mの標識 三角点あり

やせ尾根の通過は慎重に

最大の難所急坂を下山

慌てずに一歩、一歩確実に

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