2013.09.28 【富士山周回・眺望⑲ 愛鷹連峰 黒岳・越前岳】報告(大木)
実施日:平成25年9月28日(土) レベル:4 天候: 晴れときどき曇り、
担当L:大木 建次
参加者: 17名(男性6名 女性11名)
コース変更:越前岳への登頂時間によっては、下山先の十里木高原のバスの乗車が日没の17時55分になるので、黒岳・越前岳は登り、下山先を出発時のバス停に変え他経路のバスに乗車の為。
コース時間
松田駅8:04=8:45御殿場駅 バス乗り場④イエティ行9:00=9:30愛鷹登山口バス停9:37→林道→9:55登山口→10:00山神社→10:40愛鷹山荘→10:45富士見峠→11:00黒岳(昼食)11:30→11:40富士見峠→12:15鋸岳展望台→13:00富士見台→13:30越前岳13:50→14:10富士見台→15:10鋸岳展望台→15:25富士見峠→愛鷹山荘→16::00山神社→16:05登山口16:15→林道→16:30バス停16:49=17:32御殿場駅17:40=18:12松田駅
コース概況
御殿場駅からは、裾野市方面のイエテイ行きのバスに乗り、愛鷹登山口バス停で下車。バス停横の林道(写真)を進む。林道左側に登山客用の駐車場・トイレがあり、右前方に木の鳥居の登山口(写真)がある。登山口から直ぐに山神社(写真)があり、林を抜け、沢沿い地形が終わると、山腹の道となる。鉄の階段を2つ登り、進むと愛鷹山荘(写真)。巨木の根を巻いて急坂を登れば富士見峠(写真)に。
富士見峠(960m)の左が越前岳、右が黒岳である。最初は緩やかの道で、次第に急坂となるが、距離は短い。檜や杉の林の緩やかの道(写真)となると頂上は近く、左側が開けた展望広場である。黒岳(1086.5m)は愛鷹連峰の一番北側に位置するため、富士山の眺望(写真)が良く、大きく見応えがある。頂上は広場の先である。越前岳には富士見峠まで戻り、稜線を進んで行く。
富士見峠から越前岳までは、快適な道、荒れた道、林の中の踏み跡を辿るみち、石交じりの道など、約500mの高度をひたすら登っていく。途中、左に鋸山展望地、右に戦前の紙幣裏側に表示された富士山の撮影現場の富士見台を通り抜け、ブナやヒメシャラ、アセビの樹林帯に入ると越前岳は近い。
越前岳(200名山1504.2m)は愛鷹連峰の最高峰で北側に位置し、十里木高原から登るのが最短距離であるが、バスが少ないので公共交通を利用しての登山が難しい山。頂上は北側が木に遮られ、富士山は見えないが,前面の眺望(写真)は素晴らしい。越前岳からの下りは林道の登山口まで標高差約750mあり、登ってきたとはいえ、歩く感覚が違う。慎重に降りる。山神社にお礼をして、予定のバスに乗車。
黒岳展望広場からの富士山 左:9月21日下見時 右:9月28日
リーダーコメント
今回は、続けている富士山周回・眺望シリーズで、富士山に一番近い山を選び、富士山を正面から仰ぎ見る計画です。ただ、公共交通を利用して登山する事が難しい山ですが、登れば記憶に残る山です。富士山の変化していく姿が印象的で、朝は見えていても、昼近くからは雲がかかる確率が高いみたいです。
標高差等からみて、レベル5に近い内容ですが、参加者も多く、秋の移ろいと富士山を身近に感じながら、安全に踏破し、予定のバス・電車に乗ることが出来ました。ありがとうございました。 以上