2013.09.29 【境川源流No1】 報告
境川源流NO1
平成25年9月29日(日)天気晴
リーダー:平山亨
協力L:佐野俊一郎
協力者:佐々木純子・
参加L:加藤栄一
参加者:47名 男性16名 女性31名
5回シリーズ第一回
境川の源流は町田市の北西部にある相原町を源流とし、武蔵の国と相模の国の国境を流れている。大地沢の青少年センターから約400m沢伝いに登った所に、境川源流がある。河川名については「新編武蔵」に「武相の境界となれる川なれば直ちにその名とせり」とあるところから古くから境川と呼ばれていたようである。流れは多摩丘陵と相模台地を区分する断層線上にある全長約52Kmの二級河川。
東京都(町田市)と神奈川県の都県境を流れ大和市、横浜市の境に沿い藤沢市の遊行寺の前を経て川名二丁目の新川名橋付近で柏尾川 と合流し、さらに鵠沼付近で片瀬西浜(相模湾)に注ぐ。源流から河口まで歩くと約15時間20分、
京王線高尾山口から、草戸峠を境川に下り登山口から、林道を沢伝いに登る、約7分のところに左から合わせる沢を渡り丸太橋を気をつけながら3つ越し3分程沢を登ると草むらの中から水が流れ落ちている。ここに、この先登ると危険、前方の沢は、降りる時に滑落の危険がありますので、登るのをご遠慮くださいの表示がある。境川源流は、前方尾根の両側の谷より流れだす水が源流水です源流にはたどり着けない。
五木寛之著「大河の一滴」を思い出した。
内容は、一人の人間の営みを水に例えたものだったが、何故か一滴の水と自分が重なりあう。
コース:京王線新宿駅8時20分発準特急高尾山口行乗車=京王線高尾山口9:25着→四辻9:58→草戸峠11:21→境川源流11:39→大地沢青少年センター12:11~12:53(昼食)→大戸橋→境川左岸→JR横浜線相原駅解散15:00
準備ストレッチ9:39 国道20号線を高尾橋信号から登山口9:43
国道を渡る 駅前を流れる案内川
高尾山口の前を流れる 案内川は南浅川の右支川で、大垂水峠より甲州街道に沿って流下し、高尾山口付近では高尾山を訪れる多くの人々の目に触れ、その下流で南浅川に流入する。
JR送電線鉄塔39を送る10:51 左有刺鉄線柵を見ながら梅の木分岐を過ぎて * ゆるやかに登ると草戸峠11:16
護岸工事の終わった護岸上を右に進む 登山口から右に林道を上る
平成23年度大地沢予防治山工事渓間工 一号箇所No2谷止工東京都施工者有限会丸美建材のプレートのある砂防堰堤を越すと、大地沢青少年センターの掲示した境川の源流の案内板がある。11:39
境川のまだ少ない水の流れに沿って林道を下る 大地沢青少年センターのキャンプ場を借りて昼食 * 12:11~12:52
大地沢青少年センターのしたを流れる境川
左青少年センターから駐車場まではこのように木歩道が敷設され、向かって左は境川の流れ、木道橋左は段々畠に水を引き込み沼地にしてある。昆虫類の観察地である。
右大地沢青少年センター分岐地蔵尊ここにバス停、日中のバスの運行は少ない13:12
町田街道を渡る川境橋 境川は細かく左右に蛇行している県境も同じ形で蛇行する
⑬風都橋 左法政大学下流 武蔵岡アパート
武蔵丘アパート付近ではある程度の整備はしてあるが依然として川沿いに歩く手段はない。その都度町田街道に出てはまた川に近づく。又右岸の町中道を探しながら川に近づく
⑮下馬橋(げばばし) 下馬の梅
左町田街道から下馬橋を渡った所に下馬の梅がある
「下馬梅」伝説の案内板が立っている。要旨は、豊臣秀吉の小田原征伐の時、八王子城が落城しその伝令の騎馬武者が、津久井城へ知らせるためここまで来て津久井城の落城を知り、力を落として下馬してムチがわりの梅の枝を道端に突き刺して休んだ。その梅が根付いて春になると花を咲かせたとのことである。
左右に大きく蛇行する境川土手 まだ夏が終わらない強い日差し暑い
26番橋相原橋でJR横浜線側に曲がる JR横浜線相原駅解散15:00
JR横浜線相原駅第一回の行程は終わり万歩計は2万3千歩を記録していた。
境川水系河川整備基本方針平成22年12月神奈川県・東京都
リーダーコメント(水幅が20cmしか無い源流からどの様に川の様子が変わるかを楽しみに、河口まで行きたいと思います。)平山亨。
;