2010.02.21 【柴又七福神】報告
陰暦正月8日江戸時代の七福神めぐりの再現
七福神とは
恵比寿天、大黒天、毘沙門天、弁財天、布袋尊(宝袋尊)、寿老人、福禄寿をさすのが一般的であるといわれています。しかし、このように定まったのは江戸中期以降と考えられています。
柴又七福神では布袋尊は宝袋尊と表わします。
それぞれの神様には、下記のような意味があると伝えられています。
寿命 —— 寿老人
清廉 —— 恵比寿天
有福 —— 大黒天
人望 —— 福禄寿
大量 —— 宝袋尊
愛敬 —— 弁財天
威光 —— 毘沙門天
1.観蔵寺
寿老人の寺院です。ご本尊のご開帳は、1月1日~1月15日
2.医王寺
恵比寿天の寺院です。ご本尊のご開帳は、1月1日~1月7日
3.宝生院(大黒天)
大黒天の寺院です。ご本尊は、通年でご開帳しています。
4.万福寺(福禄寿)
福禄寿の寺院です。ご本尊のご開帳は、1月1日~1月31日
5.良観寺
宝袋尊の寺院です。ご本尊は、通年でご開帳しています
6.真勝院(弁財天)
弁財天の寺院です。ご本尊のご開帳は、1月1日~1月7日
7.柴又帝釈天(題経寺)
毘沙門天の寺院です。ご本尊は通年でご開帳しています
実施日:平成22年2月21日(日) 晴 初心者向
リーダー:佐野俊一郎
参加リーダー:平沢こと 大手和夫 木田博 松浦利保 福家禮三 坂寄牧子
協力者:青山昌次 佐々木純子
参加者:48名(男性15名 女性33名)
コース:京成高砂駅9:40→天祖神社→観蔵寺→鎌倉野草園→医王寺→宝生院→万福寺→八幡社→良観寺→真勝院→題経寺(柴又帝釈天)11:30~13:00門前町にて昼食→矢切の渡し→野菊園解散14:40
集合
天祖神社 天祖神社
杖をつき長い頭の寿老人は、中国の神様で、七福神の第一におかれる長寿延命の神様です。【柴又七福神マップより】
休憩
医王寺(恵比寿天) 右手に釣竿を持ち、左手に鯛を抱えている、狩衣姿の恵比寿天は、日本古来の神様で、もともとは航海と漁業の守り神。現在では商売繁盛の神様です。
宝生院(大黒天)米俵に乗っている大黒天は、インドの神様と大国主命の集合。大きな袋と打ち出の小槌で、多くの人々を救済する、出世財福の神様です。
万福寺(福禄寿)短身長頭で白い髯がある福禄寿は中国の神様で、南極老人星の化身です。福は幸福、禄は高禄、寿は長寿をあらわし、三徳を兼ねた神様です。
良観寺(宝袋尊)袋をたずさえて笑っている宝袋尊ハ、中国の禅僧で実在の人物。弥勒の化身の宝袋尊は、すべてを包容する和合成功の神様です。
真勝院(弁財天)ヒンズー教の代表的な女神サラスバーティを由来としている弁財天は、水の神様。また、音楽・弁舌の能力も与えてくれる神様であり、知恵と財宝の神様です。
題経寺柴又帝釈天(毘沙門天)毘沙門天は、インドの神様で別称多聞天といいます。右手には財福を生む宝棒(鉾)、左手には除災招福の宝塔を持っています。