2013.11.16 【富士山眺望その22 丹沢湖・ユーシン渓谷】報告(大木)
実施日:平成25年11月16日(土) レベル:4 天候: 晴れ
担当L:大木 建次
参加者:24名(男性6名 女性18名)
コース時間
新松田駅西丹沢自然教室行バス8:25=玄倉バス停9:30→小川谷出合→10:15車止めゲート・林道→10:40境隧道→11:00新青崩隧道→11:10石崩隧道→11:15玄倉ダム・発電所→11:55雨山峠分岐→12:05ユーシンロッジ分岐→12:10ユーシンロッジ広場(昼食)12:55→雨山峠分岐→13:50玄倉ダム・発電所→新青崩隧道14:05→林道・車止めゲート→小川谷出合→15:10玄倉バス停16:06=谷峨駅=新松田駅
コース概況
玄倉バス停の前面は、丹沢湖(写真)で、山の合間に山北町富士見10景である玄倉からの富士山(写真)を。バス停前の舗装道路を右に進み小菅沢の橋を渡り、左の玄倉川を見ながら舗装道を進む。第一発電所や砂利採取業者の作業所を通り過ぎ、小川谷出合いの分岐に。右方面(左は西丹沢県民の森方面)を選び、緩やかに上っていく。右に開けてくると駐車場が見え、林道ゲート(写真)がある。
林道には、崩落や石の落下避けのために洞門を設けられているほか、ユーシンロッジまでに8つのトンネル(隧道)がある。1番目は補強済みの境隧道(写真)で、すぐに出口。2号隧道(青崩隧道)は落盤の恐れがあるために、平成19年2月から全面通行止め(歩行者も)となり、改良工事(新トンネル掘削)が行われ、平成23年秋に工事が完了(写真)し、ユーシンロッジまでの道が復活した。
新青崩隧道は全長が約600m、照明が無く、中が曲がり、坂のため、外光が届かず闇の中。隧道を出て、洞門から振り返ると絶壁(写真)で、この中を刳り貫いて隧道を作ったことが分かる。さらに深い谷底に迫る山々も迫力(写真)がある。次の隧道を通り抜けると玄倉ダム・発電所である。ダムの底まで見えるエメラルドグリーンに輝く水面(写真)や落差のある滝(写真)が紅葉とともに見事である。
最後の隧道を抜けると、川幅は広く(写真)、紅葉もますます映えてくる。雨山橋を過ぎ、右側に「雨山峠・寄=途中崩落箇所があり危険とのこと」方面の案内(写真)がある。さらに進むとユーシンロッジへの分岐(写真)があり、一旦下り、美林(写真)の中の道を上るとユーシンロッジの広場(写真)に。ロッジ(写真)は現在休業中で、避難小屋として活用。帰りは、来た道を戻り玄倉バス停に。
林道ゲート付近 駐車場は満車 ここまでバス停から約3km地点
新青崩隧道 左の旧道は通行禁止 隧道の中は暗闇、ヘッドランプ着用
リーダーコメント
このコースは、平成19年より隧道工事のため、玄倉からの林道を利用して、ハイキングが出来ませんでしたが、工事が終了し、歩けるとの情報を得て計画をしたところ、茨城県からなど、多数参加されました。天候にも恵まれ往復約21kmの道のりを楽しく歩けました。ありがとうございました。
参加者からは、丹沢の黒部峡谷とも言われているユーシン渓谷の美しさ、迫力、大きさを称え、この感動を共有したいので、来年も是非計画して欲しい旨、多数の意見を頂戴しました。
玄倉川は1999年にキャンプをしていた13人が流された悲しい事故がありました。この日の現場付近は静かでしたが、改めて水の恐ろしさを感じました。また、森林生態系の頂点に君臨し、森林の王様と言われるクマタカを撮影に来ていた方もおり、その現場近くの山稜を悠然と飛んでいる姿を見ることができました。
会報では、帰りのバスについて、多客のため分散乗車などもありうる旨、表していました。新松田の駅では、朝から長蛇の列で臨時便を続発していましたので、帰りのバスを心配しましたが、前日からのバス会社との折衝と私たちの歩行情報を逐次入れた結果、玄倉バス停から始発の臨時バスを用意して下さりました。ありがとうございました。以上
2013/11/18 月曜日 at 22:35
茨城から参加した者です 片道4時間。バス停でも待ったので 帰宅は8時過ぎました
でも真っ盛りな紅葉見られて良かったです 大木リーダーは大変な博識で色々説明して下さいました 写真もキレイに撮れててビックリしました
キレイな70歳に出会えました 60歳で退職 4年で100名山走破(半分くらいは
終わってたそう)スイスやヨーロッパの山に3回も行かれたと~ 素敵な10年を
過ごされたなと羨ましかったです どうせ行くのなら山に登ってきた方がいいよと~
一人参加で行かれたとのこと 勇気をもらいました