2013.12.08 【富士山眺望その23 足柄古道(矢倉沢往還)・矢倉岳】報告(大木)
実施日:平成25年12月8日(日) レベル:3 天候: 曇り一時ポツリ雨
担当L:大木 建次 参加L:加世田 輝三
協力者:萩原 勝哉
参加者:14名(男性5名 女性9名)
コース時間
新松田駅地蔵堂行バス9:10=東山バス停9:45→足柄道入口→9:50表関所跡→旧道/・県道→10:20足柄古道入口→古道→10;55地蔵堂方面分岐→11:05金太郎生家跡→11:15地蔵堂(昼食)11:55→金太郎大モミジ→分岐→12:10川渡渉→檜林→12:55東電鉄柱→13:30山伏平分岐→13:50矢倉岳14:00→急降道→15:00茶畑・猪避けゲート→農道→15:10裏関所跡→新前田橋→15:20矢倉沢バス停15;29=新松田駅
コース概況
会報案内の矢倉沢バス停の手前の東山バス停から歩き始める。理由は、バス停前に多数の石造物(写真)と足柄道の表示(写真)があり、分かりやすい為。足柄古道とは奈良時代から、足柄道などと呼ばれ、富士山の噴火により時々通行が困難になったものの、関東・関西を結ぶ重要な道路。江戸時代には江戸赤坂門から 相模国、足柄峠を経て駿河国沼津宿までの道を整備して、矢倉沢往還と称す。
東山バス停から、下ると昔の矢倉沢往還の面影を残す道を民家(写真)が並び、関所跡地(写真)がある。その道を進むと道が分岐し、上る道を進む。そしてバス道の県道に出る。歩道(写真)を暫く進むと足柄古道入り口のバス停(写真)に。足柄古道は林道の横に整備(写真)され、登っていくと地蔵堂・金時山方面への右折表示(写真)が現れ、右折し下って行く。金太郎の生家跡(写真)を過ぎると地蔵堂(写真)に。
地蔵堂前のうどん店の横を下りて行くと、「金太郎大モミジ(写真)」が見え、その横から下って橋を渡り、急坂を登って行く。ハイキング道を横断(写真)し、急坂を降りていくと小川に出る。橋が無く、川を渡渉(写真)して、矢倉岳に山裾の檜林の中の道を歩き、続いて東電の鉄柱(写真)沿いを歩く。再び林に入り進むと山伏平分岐(写真)である。ここから矢倉岳(870m)には約20分で着く。
矢倉岳は、富士山や箱根の山々などが見える展望地であるが、今日は残念(写真)。頂上には山名表と祠(写真)がある。矢倉沢本村への下山道は、急降箇所があるため要注意。山道が緩やかになり、農道を降りて行くと猪避けのゲート(写真)があり、ゲートを閉じて農道を下りて行くと裏関所跡(写真)の立て札表示がある民家前の道に。ここから新前田橋と切通し(写真)を通り抜けるとバス停である。
リーダーコメント
天気予報は晴れであったが、関本バス停あたりから、雨がポツリポツリと落ち。歩き始めても暫くは続いたが、11時頃からは雨も上がったが、最後まで曇りであった。午前(足柄古道)と午後(矢倉岳)とでは歩行様相が違っているが、81歳の女性も完歩するなど、忘年に相応しい山行で、お疲れ様でした。
本年は山行を23回計画し、完全中止は一回も無く、今年の山行を今回で終わりです。1年ご協力有難うございました。来年は駅から・駅までをテーマに、神奈川西部の山を中心に月に1~2回実施したいと考えております。引き続きよろしくお願いいたします。
以上