2014.09.05 【小富士・富士山須走五合目・狩休・馬返し(富士山登山古道)】報告(大木〕
実施日:平成26年9月5日(土) 天候 霧雨のち曇り レベル=一般強
報告者:大木 建次
協力者:萩原 勝哉
参加者:20名 (男性4名 女性16名)
コース時間
新松田駅=富士山須走五合目行バス9:30=10:50須走五合目11:03→11:07富士山登山・小富士分岐→富士箱根トレイル分岐→11:25小富士→11:40トレイル分岐・浅間神社方面11;50→11:55旧御室神社・雲霧神社跡→12,35狩休(旧二合目)・バス停広場(昼食)12:53→県道→12:55浅間神社・馬返方面入り口→13:05グランドキャニオン眺望地→13:10上馬返し→13:30馬返し→13:35馬返しバス停=バス
コース概況
新松田駅(写真)から浅間神社停車の直通バスに乗車し、富士山登山須走ルートの須走五合目に。5日は今年の平日運行最終日(写真)で、乗客は多く立ち客が出るほど。スタート地の須走五合目から、茶屋前(写真)を通り抜けて100mほど進むと、左が富士登山、右が小富士方面への分岐(写真)に。今回は小富士方面を進むと途中に馬返し・浅間神社方面の分岐道標(写真)があるが、通り抜け小富士(写真)に。
小富士は溶岩台地で、祠(写真)と石を積んだケルンがあるが、その眺望は東に山中湖、振り返ると富士山と素晴らしいが、着いた時点はガスがかかり、見晴らしは残念な状態に。来た道を戻り、富士箱根トレイル分岐点に。「富士箱根トレイル」は金時山から須走口五合目まで43キロのコースで、小山町が2008年から整備を始め、昨年11月に今回の区間の整備が終わり、全線が開通した。
今回の区間は、苔むした林床の中の狭い道(写真)を幽玄に歩く。昭和30年代まで使われた富士山須走登山道の古道。途中には、古を偲ばれる旧神社跡(写真)などがある。道標(写真)や所々にピンクのリボンが付けられており、迷う事はない。旧二合目の狩休(かりやす=写真)で、一旦県道にでるが、100m程県道(写真)を下ると、左側に馬返し・浅間神社方面へのトレイル入り口(写真)がある。
馬返しまでの道(写真)は、徐々に緩やか(写真)になり、途中に和製グランドキャニオンと呼ばれている上部を木々の間から見える箇所(写真)があるが、近づくと危険。最後は掘れた川筋箇所を渡り、林を下ると車道が見え、旧一合目の馬返し登山道入り口(写真)に。花は、夏緑広葉樹林地の下に【テンニン草=クリーム色の小花】の群生、古道入口には巨大な富士アザミ(写真)が目立ちました。
リーダーコメント
朝5時の須走り五合目の天気予報は、12時より晴れでしたが、バス到着し出発時は、霧雨でした。帰りのバス時刻の関係で、急ぎ昼食時間を十分とれない行程でしたが、ご協力ありがとうございました。
今回のトレイル区間では、キノコ取りの方に遭遇しましたが、幽玄な古道の良さを楽しむことが出来ました。バスの運行日時、バス停の関係で計画が難しい山行ですが、一度は経験したい道です。
以上