2015.03.29 【町田尾根緑道(旧戦車道路)】報告 平山
町田尾根緑道(旧戦車道路)
平成27年3月29日(日)晴れから曇り①
リーダー:平山 亨
協力L:佐野俊一郎・中島要一
協力:佐々木純子
参加者:27名 男性8名 女性19名
京王新宿駅8:49発高尾山口行乗車=調布9:06着乗換、9:07発橋本行乗車=多摩境駅9:30着
京王線多摩境駅9:31→小山内裏公園9:45→大田切池9:51→緑道(旧戦車道路)10:02→見晴台10:09→こぶし公園11:12→山王林公園11:43~12:20昼食→鶴見川源流12:54→清水入緑地13:39→京王線南大沢駅入口解散13:59
小山内裏公園は東京都町田市と八王子市にまたがった公園で東京都が管理していて多摩ニュータウンの南西に位置し、町田市小山ヶ丘・八王子市南大沢および鑓水にあり、面積459,211平方メートルの広大な公園である。園内は4つのサンクチュアリとなっていてフェンスで囲われていて立ち入りはできない。町田尾根緑道は八王子市と町田市の市境を南多摩斎場まで南下して町田市に入る。
京王線多摩境駅9:31 小山田内裏公園緑道上に上る
緑道9:45 大田切池9:51
「太田切谷戸」と「大田切池」
この池がある谷は、太田川の源流にあたり、「太田川が切れるところにある谷戸」という意味を持っています。太田川は湧き出る湧水を集めて北東に流れ、松木で大栗川に合流し多摩川へそそいでいます。昭和60年頃、この周辺の宅地造成にともない、大雨の時雨水が一度に川へ出ないようにするため、流れをせき止めてて池がつくられました。小山内裏公園の開園にあたって、この池を「大田切池」と呼ぶことにしました。池の中にある枯れた木は、もともと川岸にあったスギの木が水につかり枯れたもので、この池が昔からのものではないことを物語っています。
* 緑道に戻る10:02
尾根緑道の歴史
この「尾根道緑道」は、以前「戦車道路」と呼ばれていました。それは、この道が第二次大戦の末期、相模原陸軍造兵廠で製造された戦車の走行テスト用(全長約八キロメートル)として造られたものだからです。戦後しばらくの間、防衛庁が同様な目的でここを使用していました。その後、富士山や丹沢の山々を一望できる景観豊かなこの地に市民のみなさまが楽しむことができるような整備を進めてきました。今では、春は桜、秋には紅葉と四季折々に散策やハイキングなどに大いに利用されています。このように、この地はかつての「戦車道路」という「戦争の遺産」から現在は「市民の憩いの場」へと大きく生まれ変わりました。平成十六年(2004)4月町田市
町田市と相模原市の奥に大山10:09
緑道戦車道
桜も咲始めた 先に米軍相模補給廠10:42
小山長池トンネルから西に丹沢山10:47 南多摩尾根幹線道路唐木田方面
南多摩斎場からケヤキ並木 尾根緑道
桜美林学園野球場から西丹沢山塊
尾根緑道南に下る 種入交差点を北に
小山田1号遺跡こぶし公園11:22 遺跡入口に立つ
* 掘立柱建物跡
園内の池灌漑用水池? 用水池
用水池排水口 公団小山田桜台団地
山王林公園11:45~12:20昼食 出発
小山田小前のおくお蔵門豪農構え
ここでは鶴見川一級河川 鶴見川に沿って北西に進む
鶴見川源流の泉12:54
横山の道を南多摩尾根幹線道路向かう
長池上小山田陸橋で尾根幹線道路を渡る、左相模原方面、右唐木田方面
米軍通信所13:21 清水入緑地13:39
清水入緑地 京王線南大沢駅入口東解散13:39
欅・くぬぎの芽吹きももう少し時間が必要、東京都心では満開の桜も、緑道の山桜も樹高が邪魔して、下からは楽しめませんでした。桜の開花がまだですが、梅はまだ香りを漂わせていました。それに変わり、いたるところに、こぶしの花が咲き乱れ遠目に、桜に紛う花を開花させていました。平山L