2015.08.23 【江戸三十三観音巡りNO5】 報告
江戸三十三観音巡りNO5
平成27年8月23日(日)晴
リーダー:佐野俊一郎
協力L:平山亨
協力者:青山昌次・佐々木純子
参加L:村上健一・下田恵美子
参加者:34名 男性14名 女性20名
観音巡礼とは各寺院の観音さまを巡り、心の迷いを浄化し、自分自身をみつめなおす旅です平安時代の中期に僧侶達の修行としてはじまったといわれ、西国三十三観音霊場が日本最古で観音巡礼の元祖といわれています。これをきっかけに各地さまざまな三十三観音巡礼が形作られ、江戸時代になってから庶民の間でも広まり、さらにさかんに行われるようになりました。その中には江戸三十三観音霊場、山の手三十三観音霊場、深川三十三観音霊場など、いろいろな観音霊場がありましたが、明治に入りさまざまな社会の変化や寺社の消長に伴い一旦は廃れていきました。「昭和新選江戸三十三観音霊場」として再興されました。【現代に残る”江戸”が薫る】文化図書
コース:JR四ツ谷駅四谷口10:01→18番真成院10:18→24番梅窓院11:221→22番長谷寺12:13解散12:37
JR四ツ谷駅9:50 10:01
新宿通り西側
東急スティH右に入ると突当り真成院案内を右に観音坂を下る右に真成院
18番真成院新義真言宗の真成院は、金鶏山と言います、慶長3年(1598)清心法印が開山、江戸城外濠工事の際当地に移転しました。江戸三十三観音18番観音番札所です。
真成院は3階に潮干観世音菩薩 JR首都高速4号線を潜りと赤坂御用地
広大な土地は和歌山藩徳川家上屋敷跡
御用地に沿って安鎮坂を上る 左は赤坂御用地
坂上に明治記念館 権田原交差点を神宮外苑に入る
左に御観兵榎の木陰を歩く 御観兵榎11:06
いちょう並木の右に聖徳記念絵画館 正面いちょう並木を青山通りに出て11:21右に次の信号先買園駅前に梅窓院泰平観世音菩薩
24番梅窓院浄土宗寺院の梅窓院は、長青山寶樹寺と言います。大本山増上寺十二世普光観智国師を勧請開山、郡上八幡城主青山大蔵少輔幸成が開基となり、寛永20年(1643)青山大蔵少輔幸成の側室を大檀越として青山家下屋敷内に創建したといいます。当寺所蔵の泰平正観世音菩薩像は、江戸三十三観音霊場24番札所です。
梅窓院参道 梅窓院受付横を右に青山墓地に下る
青山墓地に入る 墓地通りを右南に信号で右に青山橋を渡る
根津美術科前を骨董通り左に向かうと六本木通り
高樹町信号を左に入ると長谷寺 長谷寺本堂
22番長谷寺曹洞宗寺院の長谷寺は、普陀山と言います。長谷寺は、山口重政が母(織田信秀臣岡部彦九郎正房女、法名長谷寺殿南室妙薫)のため、門庵宗關和尚を開山に迎え、龍雲院と号して赤坂溜池に天正12年(1584)創建、その後当地へ移転したといいます。駒込吉祥寺、三田功運寺と共に曹洞宗の檀林所だったといい、現在は大本山永平寺の東京別院となっています。当寺の観世音菩薩像は、養老年間に法道上人が楠材で造った三体の一つ(他は大和國初瀬・相模鎌倉)だといいます。江戸三十三観音霊場22番札所です。
このお堂の中に三丈三尺(10m)の十一面観世音菩薩立像が安置されている解散12:37
http://www.tesshow.jp/edo33kannon_index.shtml参考