2015.09.11~13【中高年安全登山指導者講習会】報告
★24都道県から中高年安全登山指導者講習会に60名の参加者が研修しました。東京ハイキング協会からも6名のリーダーが参加し、研修を受けました。
東ハイ参加リーダー:大倉昌子 加藤正彦 小泉純子 山川美恵子 渡邊幸一 保倉惠美子(報告者)
実施要項
趣旨: 中高年の体力に応じた登山の知識や技能について習得するとともに研究協議を行い、中高年登山指導指導者の養成と安全な登山の普及を図る。
主催: 独立行政法人スポーツ振興センター 国立登山研究所
共催: 東京都
後援: 文部科学省
主管: 公益社団法人 東京都山岳連盟
期日:平成27年9月11日(金)~13日(日)
講義及び宿泊場所:「高尾の森わくわくビレッジ」
実技実習:明治の森高尾国定公園 高尾山
1日目 講義・ガイダンス
11:30 「高尾の森わくわくビレッジ」参加者6名で到着
(1) 13:40~14:40 講義1(90分)「中高年登山の課題について」 北村 憲彦 講師
(2) 14:50~16:20講義2(90分)「気象遭難の事例と遭難を防ぐために」 猪熊 隆之 講師
(3) 16:30~18:00講義3(60分)「登山における怪我と病気」 橋本 しをり 講師
(4) 18:00~18:30ガイダンス(30分)「翌日の実施研修について」 瀧本 健 講師
18:30~18:40 諸連絡
19:00~20:00 夕食
8:30 わくわくビレッジ出発 日影バス停までバス移動
コース:日影バス停→日影沢キャンプ場→高尾城山北東尾根を登りながらナビゲーション実技→城山山頂で観天望気(猪熊隆之)昼食(行動食)→一丁平セルフレスキュー実習(堤 信夫、都岳連救助隊他)→高尾山→薬王院→蛇滝バス停
9:10 日影バス停
60名の参加者 5班に分かれて行動 東ハイは6名合計12名(3班)で行動
地図と高度計を見ながらナビゲーション説明 遠山葉子(東京都山岳連盟)講師
13:20 一丁平 セルフレスキュー実習 堤信夫 講師
120㎝のスリングをハーネス状にして、搬送する。
怪我をした場合、傷口を浮かすようにしてからガーゼを当て、傷の真ん中から優しくテープを巻く。
15:05 高尾山山頂 15:22 薬王院
15:45 霞台にて
18:00~20:00 夕食、情報交換会。 立食パーティーでアルコールも飲み放題!
3日目
(1)8:30~9:30 講義4(60分)「奥多摩における遭難の実態」 金 邦夫 講師
(2)9:30~10:30 「研究協議テーマ:気象遭難を防ぐには」
各班でグループになり、意見交換。まとめを各班の代表発表。3班は大倉L.が代表発表した。
全体会講評 城所 邦夫氏
閉会式
12:00 解散
全行程を終えて、日本山岳協会会長と一緒に帰りの「わくわくビレッジ」バス停にて。
とてもためになる研修でした。今後の山行に役立つことでしょう。