2015.09.20 【江戸三十三観音巡りNO6】報告 | 東京ハイキング協会

2015.09.20 【江戸三十三観音巡りNO6】報告



江戸三十三観音巡りNO6
平成27年9月20日(日)晴
リーダー:佐野俊一郎
協力L:平山亨
協力者:佐々木純子
参加L:村上健一・下田恵美子
参加者:36名 男性13名 女性23名
観音巡礼とは各寺院の観音さまを巡り、心の迷いを浄化し、自分自身をみつめなおす旅です平安時代の中期に僧侶達の修行としては じまったといわれ、西国三十三観音霊場が日本最古で観音巡礼の元祖といわれています。これをきっかけに各地さまざまな三十三観 音巡礼が形作られ、江戸時代になってから庶民の間でも広まり、さらにさかんに行われるようになりました。その中には江戸三十三 観音霊場、山の手三十三観音霊場、深川三十三観音霊場など、いろいろな観音霊場がありましたが、明治に入りさまざまな社会の変 化や寺社の消長に伴い一旦は廃れていきました。
「昭和新選江戸三十三観音霊場」として再興されました。【現代に残る”江戸”が 薫る】文化図書
JR浜松町駅北口10時集合
旧芝離宮恩賜庭園10:30→芝大神宮→21番増上寺11:08→28番金地院11:14→20番天徳寺解散12:00
東京都旧芝離宮恩賜公園。敬老の日(21日)老人週間無料入園日9月15日(火)~21日(月)60歳以上の方+付添1名無料。
旧芝離宮恩賜庭園園内見学を30分取り集合時間10時30分とする。
旧芝離宮跡                                                    旧芝離宮恩賜庭園
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旧芝離宮恩賜庭園
小石川後楽園と共に、今東京に残る江戸初期の大名庭園の一つです。回遊式泉水庭園の特徴をよくあらわした庭園で、池を中心とした庭園の区画や石の配置は、非常に優れています。明暦(1655~1658年)の頃に海面を埋め立てた土地を、延宝6年(1678年)に老中・大久保忠朝が4代将軍家綱から拝領しました。
忠朝は屋敷を建てるにあたり、藩地の小田原から庭師を呼び庭園を造ったと言われています。庭園は「楽壽園」と呼ばれていました。
庭園は、幾人かの所有者を経たのち、幕末頃は紀州徳川家の芝御屋敷となりました。明治4年には有栖川宮家の所有となり、同8年に宮内省が買上げ、翌9年に芝離宮となりました。離宮は、大正12年の関東大震災の際に建物や樹木に大変な被害を受けました。
翌年の大正13年1月には、皇太子(昭和天皇)のご成婚記念として東京市に下賜され、園地の復旧と整備を施し、同年4月に一般公開しました。また、昭和54年6月には、文化財保護法による国の「名勝」に指定されました。
http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/outline029.html
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最古の堤                                                                          雪見灯篭
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大山                                                                            大山の眺望
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石柱                                                                            中の島
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出発
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芝大神宮は、港区芝大門にある神社です。芝大神宮は、平安時代中頃の寛弘2年(1005)に伊勢の内外両宮の御分霊をまつり飯倉に創建、源頼朝が飯倉に御厨を寄進したといいます。江戸における古社で、飯倉神明とも称されていたといい、天正19年(1591)徳川家康公より社領5石の朱印状を拝領したといいます。慶長年間に飯倉から当地へ移転、明治時代に入ってからは准勅祭社・府社に列格、明治5年芝大神宮と改称したといいます。東京十社の一つです。
芝大神宮の祭り                                   子供神輿
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21番増上寺
増上寺は浄土宗の寺院で。三縁山広度院と言い、浄土宗七大本山の一つです。増上寺の創建年代等は不詳ですが、宗容大僧都が真言宗光明寺として建立、麹町貝塚にあったと言われ。明徳4年(1393年)、聖冏上人の教化を受けた酉譽上人聖聡が真言宗光明寺を浄土宗に改め、三縁山増上寺と改号して開山したといいます。日比谷へ移転を経て、慶長3年(1598)当地へ移転、江戸時代には寛永寺と共に徳川将軍家の菩提所となり、寺領10745石の御朱印状を拝領、関東十八檀林の筆頭として隆盛しました。江戸三十三観音霊場21番札所です。
大門通に建つ大門                                  芝増上寺三門10:41
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芝増上寺本堂右に西向観音堂10:48                     11:08
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東京タワー前交差点
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28番金地院
臨済宗南禅寺派寺院の金地院は、勝林山とといい。德川家康公を開基に仰いで、特賜圓照本光国師以心崇伝和尚が元和5年(1619)江戸城北の丸内に創建、寛永16年(1639)当地へ移転したといいます。以心崇伝和尚は、福厳寺や禅興寺、建長寺、南禅寺の住職を務めた高僧で、京都南禅寺金地院と当金地院を兼務、江戸幕府の幕政に深く関与し、寛永寺の天海大僧正と共に黒衣の宰相と称されたといいます。寛永10年には寺領500石の御朱印状を拝領、元禄7年には更に200石の加増を受けています。江戸三十三観音霊場28番の札所です。
28番金地院11:14                            法事のため本堂前で礼拝
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飯倉交差点を右に桜田通
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20番天徳寺
浄土宗の寺院の天徳寺は光明山和合院いい。三蓮社縁譽稱念上人が天文2年(1533)紅葉山に天地庵として創建、慶長16年(1611)この地へ移転したといいます。浄土宗江戸四ヶ寺の一つで、元和元年家康公(1615年)より50石の、元和9年(1623)に二代秀忠公より100石の朱印を賜った御朱印寺だといいます。江戸三十三観音霊場20番札所です。
477 神谷町駅先の信号愛宕山下のトンネル手前の信号右に天徳寺山門と本堂、入口右の観音さん、お堂内で礼拝12:00解散
天徳寺                                本堂
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