2017.01.24【千葉市稲毛歴史散歩】報告 松永L | 東京ハイキング協会

2017.01.24【千葉市稲毛歴史散歩】報告 松永L



千葉市稲毛歴史散歩 ウォーキング①
実施日:平成29年 1月24日(火)晴れ
リーダー:松永孝子
参加リーダー:佐々木 保
サブリーダー:金子 敬
協力者:土屋秀夫
参加者:34名(男性10名 女性24名)
コース
JR総武線稻毛駅(10:40)→愛新覚羅溥傑仮寓→稻毛浅間神社→稻毛公園(11:40~12:30)昼食→千葉市民ギャラリー・旧神谷伝兵衛別荘→千葉トヨペット社屋→真砂第四公園(休憩)→新検見川駅(14:45)解散

千葉市ゆかりの家・いなげ 愛新覚羅溥傑仮寓
昭和12年には、中国清朝のラストエンペラー愛新覚羅溥儀の実弟である溥傑夫妻が、半年ほどこちらに居を構え、新婚生活を送りました。
 
家の南側に設けられた藤棚

 
裏に回ると、地下壕(防空壕)がありました
L字形に作られた家は庭に面して縁側が設けられています。


稻毛浅間神社  二の鳥居
大同3年(808)に富士山本宮浅間神社から勧請されたと伝えられています。

社殿 祭神は木花咲耶姫命(このはなのさくやひめのみこと)で、安産・子育ての神として信仰されています。配祀として瓊々杵命と猿田彦命を共に祀る富士山信仰

御神門

 
手水舎


稻毛公園   昼食の後の体操

稲毛公園 かって稻毛公園の松林は「関東の須磨」と称えられていました。明治時代の観光客は松を楽しみに稻毛に来たそうです。松の根が露出している巨木「根上がりの松も見られます。      稻毛市のパンフレットより

根上がりの松
 

海岸線の面影を残す松林


千葉市民ギャラリー・いなげ
千葉市民の作品制作や展示に利用されており、常設展はないが、随時企画展や講座などが開催されて、周りには、かつての海浜の松林を思わせる庭園が広がっています。

旧神谷伝兵衛稲毛別荘  、同じ敷地内(千葉市民ギャラリー・いなげ)にある。
当時としては珍しい鉄筋コンクリート造の建物。地上2階建、半地下室もある。

神谷伝兵衛は、日本人好みに蜂蜜や薬草を入れた甘口の葡萄酒(ハチ印ぶどー酒)やデンキブランを売り出し、日本初のワイン醸造工場(牛久シャトー)を造って、日本のワイン王として知られている。
 
玄関ホール 赤い絨毯が引かれた、緩やかなアールの階段が続く吹き抜けのホール
天井の中心飾りにはぶどうのレリーフが施されています。
生涯をワイン製造に費やした神谷伝兵衛の別邸にふさわしい、ブドウの装飾が多い。


洋間  大理石をベースにビクトリアンスタイルの絵描きタイルをはめ込んだ暖炉があり、緑色のタイルと円柱の装飾が施されています。床は幾何学的な模様の寄木


和室 2階 本格的な書院造の主室   銘木が惜しげもなく使われた豪華な部屋
床の間の床柱は神谷伝兵衛らしく葡萄の古木を使用

 
欄間には葡萄の透かし彫り        障子には漆塗面に蒔絵の下飾り
中央には「蜂印香竄葡萄酒」にちなんだ蜂もデザインされています

 
天井は葡萄棚に見立てた竹格子       巨大な一枚板をくり抜いて造った木瓜窓

 
国道14号線から左側は風光明媚な避暑地だったそうです


千葉トヨペット本社屋(日本勧業銀行本店・国登録有形文化財・外観のみ)
1899年(明治32年)東京に日本勧業銀行本店として建てられました。その後谷津遊園に移築、昭和15年から36年まで千葉市役所として使われ、今なお企業本社として活躍しています。     千葉市パンフレットより
 
説明を聞く                     新検見川駅 解散

 

お疲れ様でした。
ありがとうございました。   丹羽・記

 

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