2017.04.23~24 【ダイヤモンド富士】報告 佐野俊一郎
ダイヤモンド富士
平成29年4月23日(日)~24日(月)
リーダー:佐野俊一郎
協力:佐々木純子・平山亨
参加リーダー:中嶋要一
参加者:13名 男性4名 女性9名
4月23日(日)晴・曇
田貫湖のダイヤモンド富士は、富士山頂から昇る朝日が光輝く様子が湖面にも映し出されることから、ダブルダイヤモンド富士とも言われています。
田貫湖の由来
その昔「炭焼き藤次郎」が沼を開墾し一財を築き炭焼き長者と呼ばれ、これに因み「長者ヶ池」と呼ばれていました。1384年に富士山本宮浅間大社神主の田貫次郎実長がこの地に隠居すると「田貫沼」と呼ばれるようになり、湖畔北側には田貫神社として祀られています。1935年になると灌漑用に貯水工事が始まり、1949年に「田貫湖」に改称されました。
田貫湖には雨乞いの民話「吉野長者の娘」、天子ヶ岳のヨウラクツツジには「炭焼き藤次郎」「尹良親王と延菊」の民話が残されています。
冨士身延線冨士宮駅12:02 田貫湖着14:14
休暇村富士チェックイン湖畔散策14:19 湖畔南回り
田貫湖一周コース:休暇村富士→展望デッキ→キャンプ場→ 湖畔ゲート→テントサイトテラス(展望テラス)→南テントサイト受付→姫の橋→田貫湖顕彰之碑→親水広場→湖上展望台→田貫湖キャンプ場→ 休暇村富士
散り始めた桜
右正面に富士山 先に姫の橋
北東に富士山
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キャンプ場対岸姫の橋付近
・ 天子山塊
東海自然歩道登山口 湖北に建つ顕彰の碑15:31
東海自然歩道案内版
田貫湖から長者ヶ岳山頂(標高1,336m)に向かい急勾配を70分ほど登り展望地に出ると記されています。
湖西遊歩道 湖西に湖上展望台15:36
天子山塊 湖北
湖西キャンプ場駐車場 キャンプ場に建つモニュメント先に冨士山
今日の宿休暇村富士ホテル 17:30夕食
4月24日(月)小雨・曇・晴
朝の散策は昨日の逆回り
晴れればこのダイヤモンド富士 日の出を期待するカメラマン5:35
それを眺める 湖畔にて
湖西並ぶカメラマン この先に雄大な富士山がある
湖西に湖上展望台6:00
朝食後白糸の滝へ出発8:30 天使の森東海自然歩道を下る
右に迂回する 左天使の森キャンプ場
天子の森キャンプ場前を流れる大倉川 入り口に立つ岡崎郡の詩碑
キャンプ場入口に下る 岩下橋上流8:58
芽吹きの大倉川
右岸に渡り大倉川を下る
左に白糸の滝に向かう9:46 右天子ヶ岳登山口9:55
左岸に渡る 白山神社
佐折の里は田植えの準備10:06 佐折の石幢10:09
佐折の石幢
・ 原の里
白糸の滝
昭和11年、国の名勝及び天然記念物に指定され、昭和25年10月には「観光百選滝の部」で1位に選ばれ、古くからその見事な眺めが人々に愛されている。
戦国時代末から江戸時代初期、富士講の開祖とされる長谷川(はせがわ)角行(かくぎょう)が修行を行った地とされ、富士講を中心とした人々の巡礼・修行の場となったことでも知られています。
幅150mの湾曲した絶壁の全面にかかる白糸ノ滝は、本滝の一部を除いてそのほとんどが富士山の湧水。マイナスイオンに包まれてパワーアップ間違いなし!岩壁の間から白い絹糸のように流れるさまは、白糸の名にふさわしく、女性的な美しさと、やさしい景観を見せながら周囲にキリリと冷えた風を運んでいます。年間を通じて水温12℃、毎秒1,5トンの湧水が流れ出ているといわれています。
0 白糸の滝駐車場10:38
鏡のような水面 晴れていれば展望台
展望台から白糸の滝 芝川支流と白糸の滝
芝川本流音止めの滝10:59 芝川本流吊橋
曽我兄弟の仇討ち
曽我兄弟の父は工藤祐経に暗殺されました。仇討の機会を待った兄弟は、源頼朝が富士山麓を舞台に巻狩りを催した際に、ついに仇討ちを成し遂げますが、兄の曽我十郎祐成は斬殺され、弟の曽我五郎時致は捕らえられ処刑されました。現在、音止の滝の東方には、兄弟が密談をしたといわれる「曽我の隠れ岩」や工藤祐経の陣所が置かれた所だといわれる「工藤祐経の墓」さらに、源頼朝の命によって兄弟の霊を慰める為につくられたという「曽我八幡宮」があります。曽我八幡宮東の小高い丘の上には、「曽我兄弟の墓」がまつられています。
音止めの滝の謂れ 白糸の滝バス停11:37
曽我の隠れ岩
曽我兄弟が、この岩に隠れて父の仇工藤祐経を討つ密談をしたと伝えられています。音止の滝の東側にあり、しめ縄が張られるなど、伝統の岩らしい雰囲気が漂っています。
富士浅間神社に参詣12:05
・ 富士浅間神社昼食12:29
13:00JR冨士身延線冨士宮駅解散